アヒルネ

全く為にならない文章の数々です。

【誰得】カツセマサヒコの2017年下半期をなぜかおれが振り返った

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ーー人のふり見て我がふり直せ。

 

 


妄言の神・カツセマサヒコ氏の言葉だ。


この一言はおれが他人の一年を勝手に振り返えるのに十分な理由だったし、それが必要だとさえ感じられた上、振り返るという概念を覆されると同時に、ひどく心を揺さぶられ、結果ウオオンと涙を流した。

 

 

 

 

あ、どうも、自称カツセマサヒコの弟子・もりけんです。


すみません。よく見たらこれ、絶対カツセマサヒコ氏の言葉ではないし、他人の一年を振り返るのも誰得な気がするし、心も至って穏やかだし、涙は一滴も流れてませんでした。

大変失礼致しました。

 

 


カツセマサヒコて誰?という方はこちら↑

を読むのもアリっちゃアリですが、ひどく時間が浪費されるので、想像に留め、先に進みましょう。

 

 

 

それにしても、もう12月とかおかしくないですか?時間を司る神、絶対9月くらいでめんどくさくなったでしょ。

 

 

 

○カツセマサヒコの下半期を勝手に振り返った

 

カツセマサヒコ氏の妖艶な文章に魅せられて半年強。

おれもあんなキャラメルフラペチーノみたいな文章が書ければモッテモテでは!ウッハウハでは!と思い立ち、この下半期は彼の謎に満ちた文章を紐解き、必死にカツセマサヒコっぽい活動に励んできましたが、モテる気配が微塵もありません。

人間としてのステータスも下がる一方な気がしてなりません。

 

 

おれ渾身の胸キュン妄想ツイート。だんだん師匠のそれに近づいてきた気がするぜ

 

 

というわけで今回は、

感謝と労いそして御門違いな怒りを込めて、

カツセマサヒコが下半期リリースしたアレコレを完全に読破、読解、爆破、全壊したおれが立ち上がり、

その活動を振り返ってみようと思います。

 

おれ、何様なのだ。

そしてこの企画、ほんとに誰得なのだ。

あと下半期、なんか下半身と似てないか。

 

 

 

 

 

○【奇跡すぎワロタ】カツセマサヒコ独占インタビュー

 

どうせ前回みたいにてめえのお気に入り記事とかお気に入りツイートを紹介するだけだろ消えろカス、と思ったあなた、

 

ちょっと待って下さい。

今回は一味も二味も違います。

それと消えろカスは言い過ぎだと思います。

 

今回はなんと、彼の下半期を振り返るにあたり、

 

 

なんと、

 

 

 

ご本人とのインタビューに成功しました。

 


いやあ、奇跡ってあるんだなぁと思いましたよねホント。

 

 

ただ流石に直接お会いするのは難しかったので、ツイッター上での

"Imaginationインタビュー"

という新たな手法での取材となりました。

 

おれが質問をすると、カツセさんがリアルタイムで回答をツイートしてくれる形となっております。

 

 

 

ーーそれではカツセさん、準備はよろしいでしょうか?

 

 

ーーおっ。来た来た!

こちらからの質問もちゃんと届いてますでしょうか?

 

 

 

ーーそれでは本番行きたいと思います。

本番前にパクチー食べとかなくて大丈夫ですか?笑

(※カツセさんは以前にパクチーを死ぬほど食べる記事を書いています)

 

 

 

ーーツッコんでほしかったな??

 

あっ、やべ時間だ。

本番、入りまーすッ

 

 

 

 

 

 

ーーカツセさん、こんにちは。

本日インタビューさせて頂きます、もりけんと申します。

 

 

 

 

 

 

ーーすみません、流石にもうちょっと喋ってもらっていいですか??

 もう一回いきましょう。こんにちはー!

 

 

 

 

 

 

ーーうわ、すっげえ長文の挨拶きたんだけど

ここまでゴリゴリのポエムをぶち込んだ挨拶、初めて見たわ。

とにかく、今日はよろしくお願いします。

 

 

 

 

ーーいえあの、記事公開ではなくインタビューの方をよろしくお願いします。

 

 

ーーお忙しいという事はよく分かりました。

 

 

記事公開本数88本

全力疾走の2017年下半期

 

ーーさっき2時間かけて数えたんですが今年の下半期は連載ものも含め、88本の記事リリースがありました。(12/21現在)

この数字について率直なご感想をお聞かせ下さい。

 

 

 

 

 

ーー本当に率直ですね。

確かに笑いが込み上げる数ですよね、二重の意味で。ちなみに、この下半期おれは頑張っても7本でした。

 

 

 

ーー笑うな。辛かったことも沢山あるかと思いますが、その分得られたものも多いのではないでしょうか。

この一年で最大の収穫となったことは何でしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーほ、ほう………なるほど。

他にももっとあるだろ感が否めませんが、自分も眞鍋かをりさんが大好きになりました…。

 

 

 

新進気鋭から中堅へ、会社員からフリーランスへ  飛躍の年

 

ーーところで師匠、今おいくつでしたっけ?

24とかですか?

 

 

 

 

ーーそこまでは聞いてませんが、31歳ですか。24にしか見えない。

 

 

ーー今年は独立も果たし、ライターに転職して約3年半。新進気鋭から中堅としての立ち位置を確立した、まさに飛躍の年になったかと思います。

そのあたりに関して気持ちの変化や思う所はあったでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

ーーなるほど。質問聞いてましたか?

 

 

 

ーーすみませんが全く良くないですね。 

 

 

 

独立して広がった幅と変わらないもの

 

ーー独立してフリーランスになったこともあり、本当に幅広い仕事をなさっていたと感じます。

特に下半期は記事だけでなく、小説を執筆する企画にも積極的に挑戦していた印象が強いです。

今までとは違った難しさ、苦労はありましたか?

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーなんでこのタイミングでエロいこと考えてるんだこの人。

 

 

 

ーーまた、絵師さんとのコラボ企画では毎回全国の童貞が病院送りにされたかと思います。

自分も50回程緊急治療室に搬送されました。今後絵師さんとはどのような企画を展開していくのでしょうか?

何か具体的なビジョンはありますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー恐ろしく具体的だった。

そしてその対決の漫画化は絶対誰も期待してないと思うのですが、素晴らしい発想力ですね…!

 

 

 

 

 

ーーまた、Twitterでもこれまでの妄想ツイートに加えて、こういった↓

"エモい"ツイートの比重が大きくなっていったように感じます。何か心境の変化はあったのでしょうか。また、カツセさんにとってツイッターとは一言で言うと何でしょうか?

 

 

 

 

 

ーー嘘でしょ。

 

 

 

ーーまた、今までと変わらない点として、今期も長文の記事が多数見受けられました。

カツセさんの記事は長文でも比較的サラッと読め、実際より短かったような錯覚に陥ることもあります。

体感文字数を短くするコツ、気をつけている事はあるのでしょうか?

 

 

 

 

 

ーーおおおッ!

お疲れの所申し訳ありませんが、是非とも核心に迫る御言葉をお願いします!!

 

 

 

 

 

 ーー嘘でしょ。

 

 

 

ーー誤ツイートが汚すぎる。

しかももうトイレにいるならサッサとして。

 

 

 

 

ーー逆に今年の8月から連載が始まった脱力エッセイなど、すごく短い文では独特の空気感というかカツセマサヒコの匂いというようなものを感じる気がします。

ここに関しては何か意識していらっしゃるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーどんだけエロい事考えてるんですか。

 

 

 

ーー最後に、カツセさんのインタビュー記事は非常に読みやすく、自分が興味のない内容でも引き込まれてしまう事が多々あります。

インタビュー記事を作る上で最も気を配っているのはどんな所なんでしょう?

 

 

 

 

 

ーーうおおッ!

今日一の良い回答です!ありがとうございます!

 

 

 

 

ーーいつまでウンコしてるんですか。

 

 

 

 

進化し続けるカツセマサヒコ  

恐るべき2018年の抱負

 

ーー師匠、今日は貴重なお話をありがとうございました。今後師匠とは一旦距離を置いておこうと思えたインタビューでした。

 

 

 

ーーえっ…(キュン)

 

 

 

 

ーー台無しなんですが。

 

 

 

ーー落ち着いて下さい、あなたしかちんちんの話などしていません。

それでは最後に来年の抱負をお願いします。

 

 

 

ーーおっ!ニヤけちゃうくらい楽しみな事なんですね。

何でしょう何でしょう!!

 

 

 

 

 

 

 

ーーなんでやねん。

 

 

 

 

 

……。

 

 

 

 

 

ご覧の通り全くもって成功ではない。
というか正直、インタビューはしていない。

 

みんな、ごめんな。

カツセさん、ホントすみませんでした。

 

 

 

 

○おれのお気に入り・妄想ツイート部門

 

さーて、気を取り直しておれのお気に入り妄想ツイートを紹介して行きます。

 

ここで、うげぇっ!まーたあのポエミーなやつかよっ!と叫びブラウザを閉じようとしたそこのあなた、

ちょっと待って下さい。

 

そう、妄想ツイートを忌避するそこのあなたです。

あなたに説きたい。

あなたを救いたい。


妄想ツイートとはある種高尚な文化、言葉の芸術、天よりの宝札。気持ち悪いとか病んでいるとかそういう次元の話では一切ないのです。

 

確かに、駅前をおれが全裸で歩いていたらそれは普通に気持ち悪いでしょう。

しかし皆さんは駅前のダビデ像を見て気持ち悪いと感じるでしょうか。美術館でヴィーナスの誕生を見て今夜のオカズにしようとなるのでしょうか。

 

否。

 

そうです、妄想ツイートとは紛れもなくダビデ像のチ○ポなのです。

 

皆さんにはそう言った学術的、文化芸術的、ダビデチ○ポ的な視点で妄想ツイートというものに当たってほしいのですYo

 

 

 

…と、さっき入ったラーメン屋のおっちゃんに熱弁されたんですが正直引きました。

 

お待たせしましたベスト3行きます。

ブラックコーヒーのご準備を。

 

 

 

 

 

第3位・俺なりのサマーウォーズしたい

 

【講評】

細田守作品が大好きすぎるので、18禁版のサマーウォーズに爆笑してしまいました。

すみません、それだけです。

 

 

 

 

 

 

第2位・映画『神木隆之助VS竹内涼真』を発生上映で見たい

 

【講評】

「この映画のヒロイン私でお願いしまーす!!」

耳をすますとそんな奇声が聞こえて来そうな臨場感溢れる描写にやられました。

「ばか騒ぎからの荷物持つよ神木」、「静かからの独り占めしたかった涼真」、「普段大人しいのに酔うとボディタッチしてくる女子」は世界飲み会珍味とさせて頂きます。よろしくお願い致します。

 

 

 

 

第1位・最寄駅まで来ちゃった同棲中の恋人がいる連休明けの火曜日がお薦めです

 

【講評】

やっぱりカツセさんは曜日シリーズが最高だと思ってます。これは満員電車で帰宅途中のサラリーマン、OL全員即死。

ぎゅーほしさに部屋着で迎えに来てる恋人、真面目に購入を検討しているんですが、どこで売ってるんですか?ドンキとか探せばありますか?

ピッタリ140字なのも美しい。

 

 

 

 

○おれのお気に入り・記事部門

 

さーて、お気に入りの記事も紹介していく。

 

むむ!

 

もういいや…と呟き、インターネットの闇に消えようとしたそこのあなた、

ちょっと待って下さい。

 

あなたはカツセマサヒコの本業をご存知だろうか。

 

下ネタツイッタラー?ち、違う。

妄想ツイッタラー?た、多分違う。

 

 

そう、彼はライターなのです。

記事を書くのが本業!その数、この半年で、88本!!(12/21現在)

 

そしてそれを緻密に数え上げたおれの涙ぐましい努力!!

 

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ドトールで2時間カツセマサヒコのTwitterを遡るだけの人になった

 

 

 

これは相当プロフェッショナルでスンバラシイ記事が溢れているに疑う余地がないのです。

 

さあ、共に行きましょう!夢のアーティクルワールド!

虹の彼方へ放つのさアーティクルワールド!

果てしなく続くアーティクルワーar…

 

 

 

 

ar…?

 

 

 

第3位・女性誌 ar(アール)の紹介記事12月号前編

 

 

 

毎月前編・後編と2回ずつ連載している女性誌 ar(アール)の紹介記事が3位にランクイン

arを紹介するにかけて天賦の才があるとしか思えないクオリティで毎月面白いが、そんな中でもかなりのハイクオリティを誇った12号前編をご紹介したい。

 

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12号はセクシー特集。

この時点で今作が珠玉の名作となる予感しかしない。

 

 

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カバーガールは橋本環奈さん。

この時点でおれの珠玉も名作になる予感しかしない。

 

 

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そして橋本環奈さんに対する考察がこちら。

唇がかわいくない女の子はいないという胸キュン主張を敢えてはねつけ、橋本環奈最強を断言。全ての女子を敵に回し、橋本環奈への愛を貫く熱意。熱い。熱すぎる。

 

そして今回最も注目すべきはこれを4000回叫んだという点。

4000回…だと?やかましいの一言でいなすのは簡単だがちょっと考えてみてほしい。筆者が試しにこのセリフを1回叫んでみたところ約8秒を要した。仮に4000回同じ速度で咆哮を繰り返したと仮定しても32,000秒。時間に換算して8.89時間(有効数字3桁)。およそ9時間に及ぶ孤独な遠吠え。その苦労は計り知れない。この狂気とも言える熱意こそ、今作を名作たらしめた所以かもしれない。

 

 

 

 

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そして今回の山場、白熱のランジェリー特集へッッ!!

男性の皆さん、ランジェリーってなんぞ?と軽い気持ちでGoogle画像検索をすると出血多量、心筋梗塞の苦しみに加え心臓麻痺で死ぬのでご注意下さい。ランジェリーとは女子の下着のことです。

 

 

これを的確かつ斬新にして風紀を乱さない完璧な表現技法により、独自の解説を与えた記事がこちら。

 

 

 

 

 

 

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 ……。

 

 

 

 

 

 

 

素晴らしい。涙を禁じ得ない。

カズオイシグロに続きカツセマサヒコがノーベル文学賞に輝く日も、そう遠くないのかもしれない。

 

 

 

 

第2位・#東京で恋をする シリーズより遠距離恋愛中のカップルの会話

 

 

どこかで起こっていそうなカップルの会話を、絶対に起こってないだろ、なToLOVEる!展開で妄想する、#東京で恋をするシリーズが堂々の2位に

このシリーズはカツセさんがツイートで洗練してきた妄想テクノロジーがフンダンに盛り込まれており、毎回職人技だ…と思いながら読んでいる。特にこの遠距離恋愛の回は個人的神回。

 

 

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冒頭。

申し訳ないが「あるある!」となった事は一度もない。

 

 

 

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初手の彼女のセリフで既に瀕死。

 

女「来月って、いつ会えそう…?」

 

…だってよ。

 

このLINEきた瞬間に4000回スクショするでしょ。

 

 

 

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 続いて、

女「うー!うれしいーーーーー!」

 

…って

 

こんな可愛いこと言う女子いる??

こんなんされたら2ヶ月は寝込むんですけど。良い意味で。

 

 

 

 

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そして当日。

女「あ! …えへへ。おはよっ」??

 

なっにこれ。かわいい。

「あ!」の後の、間。

「おはよっ」の躍動感。

31歳男性が書いた事さえ忘れれば最高。

 

 

そこからの、

 

男「ぎゅーしていいですか……」??

 

は??ダメだ。離れろ。そいつはおれのもんだ。

 

 

 

 

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そしてこのまとめ方よ。

 

知ってたけど、文章クッソうっっま。オッッシャレ。

お風呂上がりに間接照明と観賞植物と無印良品がはびこる暖かい部屋で、バスローブを巻いて加湿器と空気清浄機とオーディオのスイッチを入れたら、アルプスから取り寄せた水を沸かしたお湯で淹れたルイボスティーで一服してないと書けない、高貴すぎる文章。いやこれは一服どころの騒ぎじゃないな…。俺には分かる。3L。3Lは飲んでやがる!しかもそれを一気。一気飲みしてやがる!この男…毎晩3Lのルイボスティーを一気に飲んでやがる……ッッッ!!!

 

 

 

謎の冗談はさておき、カツセマサヒコの文章にメロメロだし、完全に遠距離恋愛したくなってしまった。

無理なら短距離でもいい。

なんならゼロ距離でいい。

 

 

 

 

 

第1位・from A 「履歴小説」

 

 

from A企画、「履歴小説」が栄えある第1位!いや、割とダントツでしたね。ほんと最高でしたこれ。

 

 

 

 

内容は3枚の履歴書から一つの物語を妄想するというもの。

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それだけでも十分面白そうだけど、これを5人の書き手がそれぞれの持ち味出して書くんですよ。その中にジョイマン高木もいるんですよ。おもしろ。

 

 

カツセさんは伊坂幸太郎さんが好きと明言しているのだけど、それが頷ける一作。平凡な日常要素と非凡なSF要素のブレンドが絶妙で、カツセさんと伊坂さん双方のファン(おれ)には堪らない。

 

 

 

 

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内容あんまり言うとネタバレになってしまうのだけど、例えばこの切り出し方とかズルくない??

一気に引き込まれちゃうよね。

 

 

 

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ここのイエローサブマリン』のマリンだねのちょっと古臭い引用とかも伊坂さんっぽいんだよなーッ!イエローサブマリンって何だよー!ってなる感じ。

 

 

一話5分で読めて、3話完結。コスパ最強なので小説が嫌いな人も是非。おれは4周読んでしまった。

 

 

 

 

○おわりに

 

みなさん、待望の"おわりに"です。

やっと終わります。一万字もわざわざありがとうございます。達成感すらあると思います。これを自信に来年も頑張って頂ければと思います。このクソみたいな一万字が読めたんなら、あなたにはこの世の全てを解き明かす力があります。ポーネグリフでも探しにいってください。海賊王に君はなる。

 

 

 

 

今年は本当に御世話になりました。来年もよろしくお願いします。

 

 

おしまい

 

 

とっしーさんで秋の着回し2weekを勝手に妄想してみた

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こんにちは。

いやー秋ですね。

 

 

さて本日は前回(主に俺に)好評だったあの企画の続編です。

 

 

雑すぎるファッション誌の着回し2weekに編集部からのやかましい一言を添え、一石を投じていきます。

 

 

※モデル、写真提供:とっしー(@sasatoshi_WEAR)

 

※この作品はフィクションです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Day.1 MON

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俺、佐々木俊二(としつぐ)!

みんなからはよく"とっしー"って呼ばれてる。家族からはよく"つぐ"って呼ばれてる。どちらかと言うと"つぐ"の方が気に入っているかな。

…どうでもいいなー!

そんな事を考え、キレイな河原を眺めながら遅めの登校。

パーカー1枚で丁度いいこの気温最高だなー!

 

 

 

《編集部から一言》

パーカー1枚で快適に過ごせる季節、秋ッ!!最高わかる!!

いやー!グレーのプルオーバーパーカーかわいいですよねーッ!!

そして、手抜きと見せかけて足元ッ!!ちょこっとブラウン!!ちょこっとブラウン入れちゃってるんですよッこの人!!さり気ない秋っぽさッ、たまらーんっ!!!

あ、スミマセンつば飛んじゃいました。

 

 

 

 

Day.2 TUE

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今日はこの夏付き合い始めた彼女とデート。

ニット1枚でも外出れちゃうし、やっぱ秋好きだー。ワイドパンツと合わせてゆるっゆるな感じで。あのネックレスも付けてっと…。

 

そして彼女との会話もゆるっゆる過ぎる。

 

俺「ゴホッゴホッ」

彼女「風邪?」

俺「そうかも…」

彼女「生姜はちみつ湯とか効くらしいよ」

俺「あー、良さそう」

彼女「あと彼女の頭なでると治りが早まるらしいよ」

俺「それはダウト」

彼女「ホントだって。やってやって」

俺「風邪うつるとアレだしやめとく(かわいい)」

彼女「帰ったら生姜はちみつ湯作ってあげるからなでて」

俺「はい(幸せ)」

 

 

 

《編集部から一言》

はい出ましたニット。カッコいー。よすぎ。

 

 

 

Day.3 WED

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今日は彼女と映画館デート!

最近話題の「亜人」を見てきました!原作の漫画もそうだったけど迫力半端ないなー!

そしてタートルネック今期初導入!だんだん寒くなってきたので。

気温のせいもあってか、今日は彼女もなんだかつれない。いつも最寄り駅で降りたらこの柵に座って1時間くらい話してから帰るのに、今日はもう行ってしまった…寒い…。

 

 

 

《編集部から一言》

パーカー、ニットに続き秋1枚で着れるお手軽四天王のひとりスエット。

スウェット着てるのにニート感が一切無くて流石ですねー。

 

 

 

Day.4 THU

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今日は一限から講義。

解析学の講義だったんだけど、俺はあんまり好きじゃないかな…。今日は連鎖律を用いて2変数ラプラシアンと3変数ラプラシアンをそれぞれ極座標表示してみましょうって問題が出た。正直めんどくさい…。

 

講義が退屈なのでスマホをイジイジ。

おっ、来週地元の紅葉がピークかぁ…。

 

来週末は全カップルが家鴨山に集結!?紅葉祭り2017

紅葉で全国的に有名な家鴨山が、来週末ついに紅葉のピークを迎える。特に夜のライトアップは毎年壮観。さらに今年は紅葉とプロジェクションマッピングを融合したショーの開催が決定しており、例年より多くのカップルが訪れると予想される。チケットなどの詳細は以下に記す。

 

日時:10/*(土)、10/*(日)

ところ:京都府家鴨市家鴨山特設広場

全指定席。限定500席。

今週土曜販売開始。ネットでも家鴨山でもご購入頂けます。

S席 10,000円

A席 7,000円

B席 5,000円」 

 

……たっかー 。

 

 

 

《編集部から一言》

秋のお手軽四天王最後の一人、シャツ。

シャツも一枚さっと着るだけでコーデが完成します。モノトーンでまとめてて大人っぽい。よすぎ。

 

 

 

 

 

 

Day.5 FRI

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今日は待ちに待った金曜日!やっとこさ一週間終わるー!

日本の週5学校あるシステム、ホントなんなんですかね。クソ疲れるのでやめてもらっていいですか。俺は部活入ってないからまだ楽な方なんだろうけど、入ってる人とか超尊敬するわ。

まあ、何はともあれ一週間乗り切ったし!彼女とご飯にでも行こうかな。

 

〜LINEにて〜

俺「おっす、一週間おつかれー」

俺「メシ行こ今日の夜」

彼女「とっしー君、お疲れ様!」

彼女「ごめん今日は難しいかな…」

俺「え、なんで…」

彼女「今日は勉強したいから…」

俺「おけ。じゃまた今度。」

 

…やっぱりあいつ、最近機嫌悪い?

 

 

 

《編集部から一言》 

あー、カッコいい。

 

 

 

Day.6 SAT

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休日を利用して噂の家鴨山へ。

今日は一人で。というのも来週のピークを彼女と見るために下見も兼ねてチケットを買いに来た。カッコよくエスコートしたいからね。にしてもすごい紅葉だな…。これピークになったらどうなっちゃうんだ…。

チケットは…まあBでいいか?いや折角だしな…でも高いしな…迷う…。

 

 

 

《編集部から一言》

秋に爆裂カッコいいアウター第二弾、デニムジャケット。買お。

 

 

 

 

 

Day.7 SUN

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今日は彼女と美術館デート!

大学の近くにある美術館に行ってきました。外装はキレイで歩いてて楽しかったんだけど、おれ絵画はムリなんだよな…笑

でも彼女が真剣に絵画を見てる姿が可愛すぎた。思わず写真撮ってしまったんだけど、そこ撮影禁止の場所で…!

係員の人に「何撮ってるんですか!確認させてもらいます!」って怒られて、見せたのが彼女の写真だったから恥ずかしすぎた…笑

 

 

 

 

《編集部から一言》

秋の爆裂アウター第三弾・チェスターコート。40個買お。

 

 

 

 

Day.8 MON

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今日は母さんの誕生日。という事で家族四人でメシ食いに。

普段中々家族四人で集まらない分、久しぶりに話すと楽しいなー。父さんと母さんは相変わらずだけど、高3の弟が髪も染めてめちゃめちゃチャラくなってる…。あいつ受験大丈夫なのか…?

 

 

 

《編集部から一言》

秋っぽい色のコート良いなー。

ニットにギンガムチェックシャツの組み合わせも告白不可避でしょ。好きです。

 

 

 

 

 

Day.9 TUE

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秋っぽくゆるっと!

さーて今日からはマジメに授業でるぞ。多分。

数学の授業は苦手なんだけど、彼女がめちゃめちゃ得意で教えてくれるから好き。今日もコソッと彼女に質問。

 

俺「ねぇ…この問題わかんない…」

彼女「その問題なら教科書に載ってるよ?」

俺「え、人間に教えてほしい」

彼女「じゃあ授業聞きなよ…笑」

俺「」

 

あれ、やっぱおかしい…。

以前なら、

 

俺「ねぇ…この問題わかんない…」

彼女「この問題ねー、教科書のここ見るとできるよ〜」(教科書を開いてくれる)

俺「ほうほう」

彼女「最初は難しいよね。こうやって、ここで積分。サラサラ」(俺のノートに書いてくれる)(膝当たってる)(顔が近い)(いい香りがする)

 

みたいな感じだったのに…。

よし…こうなったら…。

 

 

《編集部から一言》

秋は秋っぽい色着てる人が一番オシャレに見える説。よすぎ。

ちなみにこのニットとタートルネックカットソーはとっしーさんの所属するブランドLIDnMのもの。みんな、40個ずつ買え。

 

 

 

 

Day.10 WED

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仙台寒すぎるのでマフラー出しました。

俺の通う東北大近くの山も落ち葉で埋まってて、もはや冬のような勢い。さっむ。

今日は午後休を利用してバイトだ。

紅葉祭りのせいもあるけど、一人暮らしってほんとすぐお金消えるよな。

 

あ、一応彼女の予定もそれとなく聞いておくか。

 

〜LINEにて〜

俺「あの」

彼女「はい」

俺「秋っていいよな」

彼女「秋は…いいですよね笑笑」

俺「今週の土日空いてる?」

彼女「え?うん、空いてるよ笑」

俺「そっか。おけ、なんでもない。」

彼女「(かわいいスタンプ)」

 

 

全然それとなくなかったな。

 

 

 

《編集部から一言》

マフラーーーーー〜〜~

 

 

 

 

Day.11 THU

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今日は授業ブッチして彼女と水族館デート!

最近不機嫌な彼女にリフレッシュしてほしいので水族館をチョイス。気合い入れて水族館っぽい格好して、いつもの最寄り駅で待ち合わせ。

実は彼女との初デートもこの水族館!あの時は手繋いだこともなくて、いつ繋ごうかドキドキしてたら、暗い深海魚コーナーで彼女の方から「手繋いでいい…?」って耳打ちしてきて、もうこのまま二人で深海魚になりたい以外の感情が消えた思い出は今でも忘れられない!

 

 

夜は奮発してちょっと高いレストランを予約しました…本当にお金やばい…。でもこれも彼女の機嫌を取り戻すため!

 

〜レストランにて〜

俺「今日なんの日か分かる?」

彼女「え?とっしー君誕生日だっけ?」

俺「俺の誕生日は4月…あれだよ!付き合って一周年記念日っ!」

彼女「え、嘘だ絶対そんなに経ってない笑」

俺「ホントなの!ホントってことにして!はいコレ」(封筒を差し出す)

彼女「え…これって…」

俺「今週の紅葉祭りS席で観に行こう」 

彼女「………!!」

 

 

 《編集部から一言》

彼女と水族館に行きたい。

 

 

 

 

Day.12 FRI

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今日は家でまったり読書タイム。

これが一番落ち着くからゆるーくニット着てみました。

小説も読むけど最近は漫画も好き。友達に勧められた「ブルージャイアント」と「亜人」を一気読み。やっばい、めちゃめちゃ面白くて昼飯も食わずに読み耽っちゃった…。

 

 

《編集部から一言》

は?  すき。

 

 

 

Day.13 SAT

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今日は待ちに待った紅葉祭り!!のはずが…。

俺は駅のベンチに座り、街の喧騒をぼんやりと眺めている。もう二度と見たくもないLINEの文面が、頭の中で反芻されていた。

 

 

 

「とっしー君、突然ごめんね。

ちょっと長くなるけど、最後まで読んでくれると嬉しいです。

 

まずは紅葉祭りの席取ってくれてありがとう。高いのにS席なんか取ってくれてすごく嬉しい。一昨日はすぐ受け取らずちょっと考えさせて、なんて言ってごめんね。本当に嬉しかったです。

 

でも最近ちょっと考えてた事があって。回りくどいのは嫌だから単刀直入に言うと、私はもうとっしー君とお付き合いする事ができません。

 

いつも色々誘ってくれて本当に嬉しいんだけど、授業をサボって映画や水族館に行くのはどうなのかな?私たちは今とても大事な時期だし、とっしー君にもちゃんと将来の事を考えてほしいな。

 

このタイミングで言うなって怒ってるよね。本当にごめんなさい。でもここで紅葉祭りに行っちゃったらもう言い出せない気がして。

 

すごい長い時間一緒に楽しい時間を過ごしてくれてありがとう。もうお付き合いは出来ないけど、クラスメイトとして仲良くできたらなんてワガママなこと考えてます。

 

本当に急でごめんなさい。今までありがとう。」

 

 

 

《編集部から一言》

悲しい展開の所大変申し訳ないのですが、

秋アウターの帝王・ライダースジャケットアホカッコいい。

このライダースはLIDnMの看板となるアイテム。本革かつmade in Japanなのに価格は2万円前後。普通は5〜6万近くするブランドがザラなのにスゴイっすね。みんな、40個買うように。

 

 

 

 

 

 

 

Day.14 SUN

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「なんでS席にしなかったのー!」

B席の視界の悪さにケチを付ける彼女を横目に家鴨山紅葉祭りの特設広場を後にする。新幹線代も考え、迷ったすえB席を買ってしまった自分を殴りたい。ほとんど見えなかった。

  

ただ、紅葉は本当にすごい。先週帰省もかねて来た下見の時より断然。

日本有数の紅葉を堪能しつつ、いつも通りのゆるっゆるな雑談をする。

 

今日は家族構成の話。

 


彼女「とっしー君て兄弟いる?」
俺「いるよ」
彼女「待って当てるね」
俺「ほう」
彼女「甘えん坊だからお兄ちゃんが2人と見た」
俺「全然違うし俺は甘えん坊じゃない」
彼女「甘えん坊じゃん」
俺「……。弟がひとり」
彼女「待って名前も当てる」
俺「兄弟構成は当たってないぞ」
彼女「えーっと、とっしー君の弟だから…
トシジ君!とっしー君の俊に漢数字の二!」
俺「名前として語呂わるすぎでしょ」
彼女「やっぱり?」
俺「いや惜しい」
彼女「えっ、正解は?」

 


俺「俊二(としつぐ)。」

 

 

 

 

 

《編集部から一言》

ネクストコナンずひんと。

なんで日によって喋り方のテンションが違うのか、夏から付き合い始めたばかりなのにもう一周年なのか、なぜ京都に帰省しているはずなのに仙台にいる彼女とデートできるのか、振られた翌日紅葉祭りに来ているのか…。不思議ですね。

 

 

まあそんな事はさておき、とっしーさんの秋コーデが最強。ほんとに。

今回も好き勝手やってしまい、本当にすみませんでした。実際のとっしーさんはこんなチャラい兄弟はいませんし、東大卒なのでラプラシアンの計算は秒だし、彼女を40人は連れて紅葉を見ます。

そこんとこ誤解のないよう、よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

彼氏のいる女子の皆さん。

「この格好してきてほしい」と言って、とっしーさんの画像を彼氏に送りつけましょう。

 

 

 

とっしーさん

Twitter→@sasatoshi_WEAR

WEAR→@sasatoshi

 

おしまい

 

遺影の心配がなくなった

 

 

こんにちは、もりけんです。

今日は最近あった出来事を短めに書きます。

珍しく妄想ではないです。

 

 

 

 


俺はアメリカの民謡"ブルーグラス"という音楽を演奏するサークルに所属しており、「ドブロ」というちょっと変わった楽器を弾いてる。

ギターの一種なのだが、変な持ち方と変な道具を使って、変な音を出す。

 

 

調子に乗ってジブリのコピーとかもしてる。

今回本題ではないのでドブロの詳細は各自ググってほしい。

 

 


一ヶ月くらい前、いつものようにサークル棟の外ベンチでドブロを練習していると、知らない外国人女性(美女)に声を掛けられた。

 

 

 

「アノー、コンニチハ。」

 

 

 

 

高い鼻、彫りが深く、青い瞳に金髪という分かりやすい美女。慣れない日本語がかわいらしい。

外国人に声をかけられるだけでビクついてしまうのに、加えて美人でかわいいとなると相当キョドっていたに違いない。

テンパって反復横跳びをしていた可能性まである。さて、いったい何の用だろう。

 

 

 


「シャシン、トテモイイデスカ?」

 

 

 

 

えっ?

 

えっえっ。シャシンてあの写真?

俺の??

 

 

「写真とても良いですか」、「シャー芯取ってもいいですか」など他の変換を試すが、どれも文脈がおかしい。つまりここに紛れもなく、美女が俺の写真を撮りたい、撮らせて下さい、という状況が存在している。世界記録を破る勢いの反復横跳びが止まらない。

 

 

いや待て、話がうますぎる。

彼女が北朝鮮のスパイである可能性も、流れでマジックミラー号に誘導される展開も否めない、ここは丁重にお断りを。

 

 

 

 

 

「あー、オーケーオーケー」

軽率に快諾した。人は写真を撮ってもいいか聞かれると気をよくする生き物である。

 

 

 

 

 

「オウ、センキュー!」

 

 

そして怪しげな写真撮影会、開始。

美女、自前の一眼レフを構える。

俺、猫踏んじゃった級に簡単な曲とスケールを追うだけの適当なフレーズをドヤ顔で弾く。

美女、それを熱心に撮る。

すげー熱心に撮る。

人は異性に写真を撮られると気を良くする生き物だ。

気分はメンズノンノ専属モデル。

くるしゅうない。

笑いも止まらない。

 

 

 

 

そして最後に連絡先を交換するイベントが発生。

怪しい宗教めいた勧誘メールや不当請求スパムメールが鬼のように届く事を危惧したが、もし万が一彼女が俺の連絡先目当てで話しかけたのだとしたら、という仮説が頭をよぎる。

俺とメル友になりたい、その一心だとしたら。ヨーロピアンな乙女心だとしたら。

そう、ここで引いたら男が廃るのだ。

もはや迷いなど消えた。

 

西欧美女 に メアドを教えますか?

▶︎はい       いいえ

 

 

すると、

 

 

「今度写真送りますね。」

 

みたいな事を流暢な英語で言われた。

人は流暢な英語に弱い。俺の耳を持ってしても何を言っているのかよく分からなかったが、全人類共通言語Thank youを駆使し、いい感じの雰囲気で別れる。

恋に言語・国境など関係ない。あの瞬間、俺たちは確かにハートで繋がっていたのだ。

 

 

 

 

 


しかしそれから一ヶ月。

撮った写真も宗教勧誘も、デートのお誘いすら届かない。

おかしい。

ハートの繋がりに若干疑惑を感じる。

よほどシャイなのか、やはりここは男の俺が一発…と奮起していたら、先日ついに写真が届いた。

 

  

 

 

 

 

 

それがこちら。

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おおおお。

すげえ。

思ってたよりすげえ。

自分のことだが、カッコいい気がする。

 


遊戯王カードだったら「魂を鎮める者ケンモリ」みたいな名前がつきそうだし、星4魔法使い族、攻撃力1200、守備力2000、このカードは罠・魔法・特殊効果では破壊されない、みたいな威厳も漂う。少なくともホーリーエルフよりは強い自信があるぞ。

 

モノクロ編集は写真がどうしてもカッコよくならない時の最終手段と聞いたこともあるが、それにしても嬉しい。

実際は雑魚みたいな曲を弾いているが、写真になってみるとプロの演奏が聴こえてくる気もする。

 

 

 

文章も添えられていた。どれどれ。

 

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は?

submitted it for the Tohoku photo Contest…。

 

 

美女、どうやらこの写真をフォトコンテストに出すつもりらしい。

いや、過去形なので出したらしい。

俺氏、唐突なフォトコンデビュー決定。

ヨーロッパにはプライバシーという概念がないのか。

詳細URLはこちらじゃねぇんだよ。

美女だからってGood luck with music.で何でも片付けられると思うな。

破天荒。

破天荒すぎるぜ、西欧美女。

まあ嬉しいからいいけど。

優勝しろよ。

 

 

 

それよりも問題なのは、俺の読解力を持って72回程読み込むも、メールから彼女の好意を読み取ることができなかった点だ。

あの思わせぶりな態度はなんだったのだ。

恋とはときに残酷である。

 

 

最後に怨念をこめて偏差値と語彙力が圧倒的に足りない感謝メールを送りつける。

 

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メールは気持ちが大事だ。

 

 

 

 

 

それから一週間。
このメールに返信はなく、彼女との関係は全く進展の兆しを見せない。

 

しかし俺はそんなに落ち込んでない。

軽いモデル気分を味わえた上、最高の遺影を頂くことができたし、彼女はプライバシーを知る日本人であってほしい。

ありがとう、ミステリアス西欧美女。

そしてさようなら。

アイコンにします。

 

 

 

おしまい。

 

 

 

とっしーさんで夏の着回し2weekを勝手に妄想してみた

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雑だ。

 

雑も、雑。誰が書いているんだ、コレ。コレの責任者。

 

 

ファッション誌の着回し2weekのストーリー考えてる責任者!!

 

雑すぎるだろ。夏休みスタートで始まって、あー楽しかったで終わる。何だそれ。だから何だ。責任とれ。

 

 

 

 

○とっしーさんで夏の着回し2weekを勝手に妄想してみた

 

私が責任をとる。

もうちょっとマシな着回し2week。見せてやる。見とけメンズノンノ

 

 

※モデル、写真提供:とっしー(@sasatoshi_WEAR)

 

※この作品は、フィクションです。

 

 

 

 

 

 

Day.1 Sun

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今日はこれから、ずっと好きだったサークルの女の子に告白する。コーデもモノトーンを基調に綺麗目を意識。大学の裏にある風情溢れるお寺を待ち合わせ場所に選んだ。
おっ、彼女が来た…!

 

 

《編集部から一言》
グレーのパーカーに黒のコーチジャケットを合わせるのは女子殺しだからやっちゃダメって小学校で習わなかったっけ? よすぎ。

 

 

 


Day.2 Mon
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月曜は1〜4限で授業。

朝は苦手で今日も寝坊してしまった!
朝食もそこそこに白シャツ×ベージュワイドパンツのお手軽コーデを着て、ダッシュ

1限の線形代数学は何が何でも出席したい。

なぜなら彼女も取ってるからだ。

教室に入ると彼女は友達と一番前の席に座っている。昨日の今日というのもあり、友達がいたのもあり、俺は少し離れた後ろの席に座る。

授業中思い切ってLINEで映画に誘ってみると、彼女が振り向いて目が合う。思わず目をそらすとLINEが鳴る。

 

 

「この授業よく分からないから今度教えてくれるならいいよ笑👀」

 

……こんな返信されたら授業頭に入ってくる訳ねぇだろ…

 

 

《編集部から一言》

白とベージュ、えぐい合う。
シャツとワイドパンツもえぐいカッコいい。

ちなみにあと12日この調子で続くので覚悟して頂きたい。

 

 

 


Day.3 TUE

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祝・映画館で彼女との初デート!

映画始まる直前に、「このあと○○公園行こ?」とか耳打ちしてきて「それどこ?行ったことない笑」って返すと「ふふん、私だけの秘密の公園なのだ。案内するね?」って微笑まれて鼻血。マナー悪いカップルだと思われたかもしれんがその罪悪感もまた最高。
見終わったあとは彼女が言ってた秘密の公園へ。

自然が本当に綺麗だった。途中彼女が「よっ、ほっ」とか言って木の幹に乗っかり出すのを眺めてるのも幸せすぎて泣きたい。手繋ぎたいなぁとか思っちゃったけどまだ流石に無理だ。

 

 

《編集部から一言》
淡い色のシャツに黒スキニーでシンプルなのに爽やかさも香るコーデ。トートバックでアクセントを入れてるのが技あり!

 

 

 


Day.4 WED

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今日はサークルの日なのでスポーティに。

サークルはフットサルをゆるくやってます。男子15人、女子5人くらいで毎週水曜と日曜に集まって騒いでいる。男子も女子も仲が良くて、すごい楽しい。特に男子は謎の友情があってよく男子会も開くくらいだ。

でも俺が彼女に告った事はまだみんなに言えてない。なんかぎくしゃくしそうで恐いんだよなぁ。

それにしてもスポーツしてる時の女子ってなんであんな可愛いの…

 

 

《編集部から一言》

このシンプルさこそ、とっしーさんの真髄。

トップスのサイズ感とかネックレスのさりげないアクセントが絶妙なスパイスになってて、雑コーデに見えないのがすごい。あと、スポーツ頑張ってる女子は可愛い。

 

 

 


Day.5 THU
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今日は明日の期末テストに向けてラストスパート。一日図書館にこもるぞ…!

勉強できそうなコーデにして、モチベーションアップ。これを乗り越えれば夏休みだ。

 

そして約束してたので彼女に数学を教える。

俺「あっ、そこ計算ミスってるよ。」

彼女「ぐわ〜、もうダメだぁ」

俺「(かわいい)」

 

高校の先生が言ってた、「好きな人の前では計算が成功しない」という定理を思い出して嬉しくなる。

 

 

《編集部から一言》

オタク共、チェックシャツはこう着るのだ。

そのほかのアイテムは無地に抑え、配色を統一することでまとまりを出す。黒い革靴×赤い靴下のかけ算は無限大に発散するという公式も覚えておくとよいだろう。

 

 

 

 

Day.6 FRI

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1〜3限連続テスト。プラス一週間の疲れが援護射撃になって、もうズタボロ…

デートの待ち合わせをするとたまたま彼女もボーダーを着て来て偶然のペアルックに嬉しくなりた過ぎる…

 

…とか妄想してたらマジで彼女からLINEが!

「おかげさまで線形代数なんとかなった!ありがとう!😊

ところで明日ヒマかな?」

秒で既読付けちゃったから焦って「めちゃめちゃヒマラヤ」と誤字る。

「ヒマラヤwwwwお腹痛いwwwwww」の返信に何故かガッツポーズ。ツボが浅いのもかわいい。

 

 

《編集部から一言》

ボーダーTをつかった見事すぎるモノトーンコーデ。よすぎ。

 

 

 

 

Day.7 SAT

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今日は彼女とディナー!

グレーのTWプルオーバーにネイビーのアンクルパンツでキレイ目カジュアルを意識。

ちょっと奮発して高級なイタリア料理店へ。しかもなんと彼女が予約してくれて。色々な店知ってて尊敬だ。

でも「うま〜〜」とか叫びながらナポリタンのソースを口に付けて料理に夢中になるシーンもあったりして萌え死んだ。

 

そして最後に最高のサプライズが!泣

彼女「はい、これ」

俺「??」

彼女「今日誕生日でしょ?はっぴーばーすでーっ!笑」

 

なんと誕生日覚えててくれて!

マジで嬉しすぎる。もうこれ完全究極両思いって事でいいですか!?結婚ってことでいいですか!?

 

 

《編集部から一言》

おいおい、神か。よすぎ。

 

 

 

 

Day.8 SUN

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今日はサークルの定期練習日。
彼女も来てるけどなんだか表情がくらい。

あっ、すぐ帰ってしまった。

 

日曜日のサークルが終わった後はみんなでラーメンにいくのがお決まり!Twitterにもアップ完了っ♪

 

 

《編集部から一言》

ゆるめの半袖にワイドパンツをはくだけで、簡単にゆるかわコーデが完成するから夏は最高。

ツイートの日付が6月なのはどうか気にしないで。

 

 

 

Day.9 Mon

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昨日元気がなさそうだったので、土曜日のお礼も込めて彼女とパンケーキはしご旅に出る。

やたら美味しそうにパンケーキを食べるし、不意に「プハ〜〜!たまらん〜!」とかビール飲んだおっさんみたいな事言い出すからギャップで俺の心臓が破裂したし、「むむっ!とっしー君のやつも美味しそう!」とか言って勝手につまみ食いするのが最高にかわいすぎて君の膵臓が食べたい…。

 

 

《編集部から一言》

だからモノトーン×Yシルエットは最高って5千回は言ってる。

ちなみに腰元に白をチラ見せするのは「レイヤード」というオシャレテクで誰でも簡単にできるのでオススメ。

男子がレイヤードをする際はほぼ100%「どや。これオシャレやろ」という心持ちでやっている。女子は褒めてあげるとポイントが高い。かもしれない。知らない。

 

 

 

 

Day.10 TUE

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今日はサークルの男子会!

男子だけだし宅飲みだから、ラフな格好でオッケーだけど、最低限オシャレはして行きたい。

おつまみ作りながらお酒を進めるとやっぱり話題は恋バナに。今回は部長のもりけんが号泣しながら別れ話を始めるからもう大変。俺は知ってたけど、みんなもりけんが彼女いるのすら知らなかったみたいで大爆笑!

こんな場面じゃ俺の方は上手く行ってるなんて話火に油を注ぐだけだな…。もうちょい時間置いてからにしよ。

 

色々情報もゲットできて超楽しかった。

 

 

《編集部から一言》

これシンプルでいいですよねえ。すき。

ツイート日付は見ないで。

 


Day.11 WED
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 今日はサークルの日だけど、彼女に誘われたのでデート。

夏っぽいTシャツで行くと「おっ、海柄だね〜、海行っちゃう?笑」とか言われて、そのまま海に行く事に。

そんな夏全開の軽いノリで海に着くと、海の家で波の音を聞きながらかき氷を堪能。彼女の「今度は水着持って来たいね〜」を聞いた時は脳内ねぶた祭りだし、録音を忘れて悲しんだりもした。

 

 

《編集部から一言》

彼女と海に行きたい。

 

 

 

Day.12 THU

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今日は、久しぶりのバイト!

先週はテスト期間で休んでたけど、家の近くのセレクトショップで店員やってます。Dulcamara、Edwina Horlなど、ちょっとクセのあるブランドを取り扱ってます。行ったら今年の秋冬新作が立ち上がってて大興奮!俺が買いたい。

 

 

 《編集部から一言》

白を基調に、ネイビー、ブラウンでまとめたコーデ。清潔感しかないし、個人的にどストライクすぎる配色。あとワイドパンツはロールアップしてくるぶしを見せると爽やかさも出てマジ最強。

 

 

 

 

Day.13 FRI

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今日はお気に入りのカフェで読書。

大好きな伊坂幸太郎さんの「アヒルと鴨のコインロッカー」を4度目の読了。何回読んでも最高すぎる。

一日中座ってたからか夜は中々寝付けなかったので、Twitterを開くと彼女も「眠れない…」ってツイートしてるからいいねすると、彼女も何故か俺の過去ツイいいねし返して来て、俺も彼女の過去ツイいいねすると、また返してっていう幸せの応酬が始まって完全に目が覚めてしまった。

なんかそれでふんぎりが付いたので、LINEを開く。

 

「明日会えないかな?13時に大学裏のお寺集合でどう?」

 

 

《編集部から一言》

ライダースが似合う男になりたい…ワイドパンツと合わせて甘辛コーデ組みたい…。

それにしても黒とこの濃いグレーのハーモニー心地よすぎない?コンバースの白も光ってるよな〜。最高〜。

 

 

 

 

Day.14 SAT

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今日はこれから、もう一度彼女に告白する。
二週間前は彼氏がいるからって振られちゃったけど、今なら絶対に大丈夫。もりけんには悪い気がするけどあいつなら許してくれるはず。二週間前と同じ趣きのあるお寺でリベンジ。
おっ、彼女が来た…!

 

 

《編集部から一言》
ネイビーとブラウンは死ぬほど合うからやっちゃダメって法律を早く制定した方がいい。

ちなみにこのDAY.14、一応ネタばらしになってるつもりです。なってなかったら殺してくれ、長々と読んでくれてありがとう。あと着回し2week書くのむずいわ。メンズノンノごめんな。

 

彼女からの誕生日プレゼントもよければ推理してみてね。

 

 

 

 

○おわりに

 

 

この作品はフィクションです。

全て編集部(現一名)の妄想であり、実際のとっしーさんはもっと大人の余裕がありますし、彼女は既に30人はいるだろうし、こんな気持ち悪いことは考えてないです。とっしーさん、本当にスミマセンでした。

 

 

マジ最高なので是非フォローしてみてね。↓

とっしーさん

Twitter→@sasatoshi_WEAR

WEAR→@sasatoshi

 

おしまい

 

カツセマサヒコが大好きすぎる

文章が上手い人が好きだ。
難しい言葉を扱えるというよりも、言葉のチョイスが良かったり表現にユーモアを感じたりするやつ。
それを読んでニヤけるのが超好きだ。

最近はあまり本を読む時間とお金がなく、
どこかに手頃な文章上手い人いないかなぁ、
と思いながらTwitterをしていたら、

 

いた。

 

という訳で今回は全俺が沸いた尊敬するライターさんを紹介するコーナーです。

では、登場して頂きましょう。どうぞ!

 

 

 

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カツセマサヒコさん

 ですっ!よろしくお願いしますっ!

 

知ってる!という方も多いと思うけど、

今回はカツセ歴4ヶ月の僕が、初めてカツセマサヒコを見る人へ向けて彼の魅力を紹介していこうと思います。

というのも、周りにカツセマサヒコの話で盛り上がれる友達がいなすぎる(恥ずかしくて公言しないだけかもしれないけど)。これは鋼の錬金術士をこの世で俺だけが読破してる状況ぐらいツラい。みんな、これを読んで是非カツセマサヒコをフォローしてくれ。

また、知ってるけど好きでない…という人!ちょっと意外な一面もお見せできると思うので読んでくれると嬉しいです。

 知ってて好きだよ!という人に関しては果てしなく楽しめると思うので、電車バス等で読むのはオススメしません。

 

 

 

○プロフィール

 

カツセマサヒコさんはウェブを中心に記事を書くライターさん。最近独立してラジオ、講演など活躍の場を多方面に広げている。

見れば分かるが、クソオシャレイケメン。天は二物を与える。

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焼きそばを食う笑顔がかわいい。 f:id:m_1isi-2tori:20170722200800j:image

 


パーマが似合いすぎててしんどい。

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その文章力・発想力・ビジュアルを軸に記事を執筆、2017年7月現在9万人以上ものフォロワーを抱える自身のTwitterで拡散し、女性を中心に羨ましいぐらいの人気を得ている今大注目のライターなのだ。

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まあ経歴などぶっちゃけどうでもいいのだ。

さあみんな、コレを見てくれ。

 

 

 

○カツセマサヒコのTwitter

 

 

 

 

 

クソわっかる。

ちょ、どうですか、皆さん。
フォロワー9万人のうち3万人くらいはもう死んでると思う。

 

そう、彼のツイッターはそんちょそこらの少女マンガよりも甘々な、全然イノセントじゃないワールドが広がっているのだ。

これが彼の代名詞とも言うべき「妄想ツイート」。

まずこの時点で最高。と思った人はかなりカツセマサヒコの才能があります。

俺に至っては彼女とカフェに行ってカツセさんのツイートの中からお気に入りを3つ選んで見せ合って「あー、これかー」「わかるー!」「そう来るか〜」ってやつがやりたいよ!

もしくは、彼女から21時頃突然LINEで「これやりたいから今から家来て…」ってカツセさんのツイートのコピペが送られてくるやつでもいい!!

すごくいい!!

 

 

 

すみません取り乱しました、今の無しでお願いします。

 
いや、それにしてもどんなアツイ青春を過ごしたらこんな大量殺戮的ツイートができるんでしょう…
その中毒性の高さから若い女性を中心におびただしい量のいいね、リツイート、黄色いリプライを獲得し、「タイムラインの王子様」というアダ名まである。

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実は俺も誕生日が9月15日。地味に嬉しい。

 

彼の影響か、最近妄想ツイートに励むアカウントも多く見られる気がする。

よく見たら全部俺だった。

 

 

 

 

 

○カツセマサヒコの記事を読め

 

Twitterから既にその文章力の高さが伺え、妄想も十分最高すぎるのだが、それが彼の本業ではない(多分)。

カツセマサヒコのツイッターはフォローしていても記事に手を出さないのはまだまだ"カツセ初級者"。

これは俺から言わせてもらえば餃子を醤油だけで食ってるようなもんです。
酢は、
ラー油は
白米は!
組み合わせればもっと奥深い味が楽しめると言うのに。かなり勿体無い。

すみません急に上から目線で熱く語ってしまいました。しかしそれだけ面白いのです、彼の記事。

 

 

カツセマサヒコは記事も読め。
むしろ、記事を読め。

 

「 いや、記事なんて聞くと読む気しねぇよ」

という、今まで新聞に拒否反応を示してきた人のために、ちょっとだけ一緒に覗いてみるとしましょう。

 

 

①女性雑誌arの紹介記事

 

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まず、妄想ツイートが好きな方及び健全な男子に初めに読むのをオススメしたいのがこのシリーズ。

女性雑誌である「ar」をカツセさんが男性目線で紹介していく。
もう分かりすぎるくらいに分かる文章のオンパレードなので早速見ていこう。

 

 

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これは5月号の紹介の前編。このように逐一雑誌の記事に偏差値低めのツッコミをいれていく。女性雑誌を読んだことがない僕でも読みやすいように丁寧な解説が入る。人の目を気にせず女性雑誌をガン見できる背徳感もまた良い。

5月のカバーガールは有村架純さん。

毎月そうなんですが、カバーガールへの分析がすごすぎる。カツセさん、どんだけ女の子の事考えてるんだ。

 

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言い方によっては大変気持ち悪く感じさせてしまう所だが言葉のチョイスがキャッチーなせいか、そういった不快感が笑いに変わる。このナイスな言葉選びがとても俺好みなのである。

妄想による追い打ちもズルイ。

 

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来世ぶんまで死んでるでしょ。

この巧みな語彙チョイスな〜。すごい。

 

 

続いて後編。だいたい前編の一週間後に公開されます。 

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冒頭からクソ笑う。

 

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絶対そういう趣旨のページでは無いのに勝手に世界を広げていくのがカツセ流。

これも分かりすぎてムリ。

 

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個人的にカツセさんとは趣味がめちゃめちゃ合う。ショートボブ最高超わかる。

 

 

 

以上、毎月男子には分かりすぎて途中3回くらい死亡するのが確定している、arの紹介記事でした。

5分くらいで読める分量だし、ユーモア成分も多めなので初心者でもかなり楽しめると思う。

夜の1時くらいにベッドでゴロゴロしながら深夜テンションで読んでほしい。↓ 

 

 

パクチー料理店を7日間ぶっ続けで食べ歩いた記事

 

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ライターと聞くと社会情勢とか難しい話をするイメージもあるが、カツセさんの場合こういったアホっぽい記事もあって楽しい。(つーか、ほぼそういう記事しかない)

趣旨は日清から新発売のパクチーカップ麺「パクチスト」を宣伝する記事なんだが、何故かそこから都内のパクチー専門店を制覇する企画になる。

まあ早速見ていこう。

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明らかにひとつの商品を紹介する企画のスケールじゃない。商品の宣伝から流れがすり変わる下りも面白いがここでは割愛。

 

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しかも全ての店に対して一軒一軒詳しく解説が入る。絶対にひとつの商品を紹介する企画のクオリティじゃない。

 

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こんな具合。数学科としてマジレスをすれば「クセのあるモノ同士を掛け合わせると何かとウマい」というは方程式でも何でも無いが、この表現も好き。

 

続いてパクチー入り担々麺のお店へ。

 

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これ。

このアンジャッシュ渡部バリの食レポヤバくないですか。

ここカツセさんの本気が出てる一節だと思う。マジでこの人文章上手いな…って思った食レポでした。

 

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もちろん妄想もガンガン入ってくる。

 

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それはもうガンガン入ってくる。

 

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笑う。「これは限りなく赤寄りの黄色信号な気がする」という表現も上手い。好き。

 

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コレめちゃめちゃ長い記事なのにうまいタイミングで妄想やユーモアのある表現を入れてくれるので、読んでて全然飽きないんすよ。カツセさんの真骨頂がよく出てる記事だと思います。

 

しかも読み終わった後にちゃんと「この商品食べてみたい…」ってなるからすごい。斬新すぎる宣伝が成功しててカッコいい。文章好きには是非一読してもらいたい記事。

 

時間のある午後休の14時くらいに家でゆっくりしながら読んでほしい。↓

 

 

③就活生に向けてのインタビュー記事

 


ここまでだとただパクチーを食いあさる変態ポエマーだが、しっかり真面目な話をすることもある。

これがまたグッと来るのだ。

要所要所こういったイケメンな部分を見せてくるあたり、大変にくたらしい。

早速覗いていこう。

 

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なるほど。

さっきまで散々ポエ散らかしていた男の発言とは思えないくらいガチだ。

10年後の自分がこんなカッコいい事言ってるビジョンが全く見えない。

 

 

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と思ったら流石すぎる。

って言って……(笑)じゃねぇよ。ギャップで女子が数人死ぬだろ。

 

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この辺の下り、しょうもないと見せかけて割と教訓がある。

 

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…なんかもう本当に流石すぎる。

こんな大学生活送りたすぎて殴りたくなってくる。

 

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見出しの中二指数が大変な事になっているが、とても面白い持論を展開している。

 

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意識高い系学生を積極的に敵に回すスタイル。

(※この前後を読めば分かりますが、ただディスってる訳ではないです)

 

 

とまあ、こんな様子。

 かなりしっかり自分の意見を持っているというカツセマサヒコの意外な一面が見れる、ちょっと上級者向けの記事。

一日の授業が終わって帰宅する18時の地下鉄で読んでほしい。

 

 

おわりに

お疲れ様です。

あと僕から言える事は、カツセマサヒコの記事を実際に読んでみて!と、かわいい彼女を紹介して。しかありません。

 

気付いたら5000字超えてて非常にワロタ。最後まで読んでくれた方は本当にありがとうございます。少しでもカツセマサヒコさんに興味を持ってくれたら幸いです。

 

では。

 

アヒルさんも仲間に入れてあげて

 

こんにちは、はてなブログ

 

 

もりけんと言います。日本に生息するアヒルです。ブログは初心者ですがよろしくお願いします。

 

わたくしごとですが約1ヶ月後に大学院入試を控えており、そろそろ本腰を入れて勉強せねばなぁと思っていた矢先、ブログとかいう完全に誤った場所に本腰が入ってしまっている。楽しくて抜けない。助けてください。

 

 

○アヒル

 

タイトルは「ヒル」。

ヒルが好きなので、それとお昼寝をかけて。しっかしブログのタイトルってどう頑張っても自分で言ってて恥ずかしいものに仕上がるのは何故。もっとセンスがあるやつがよかった。他にいいタイトルがあったらマジで教えてほしい。

 

 アヒルとお昼寝をするようなノリで読んで頂ければ幸いです。

(どんなノリなんだ。)

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 ヒルうたた寝の場合、図のように首を引っ込めて寝る。寝違えたりしないのだろうか。

 

 

 

 

○アヒルさんも仲間に入れてあげて

記念すべき初回はアヒルの紹介でもしようと思います。

普段はあまり注目されないアヒル
実はとってもかわいいのですよ?

 

 

 

かわいいポイント①.表情

 

このなんとも言えないキョトンとした表情が一番の魅力と言えるでしょう。

屈託がなさ過ぎる。かわいい。

 

 

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口があざといが、かわいいから許す。

 

 

 

 

かわいいポイント②.本当は鴨

 

ヒルは鴨を改良し肉や卵が沢山とれるように家畜化したものらしいです。

生い立ちも不憫でかわいい。

 

 

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 よく見ると激似。ただ鴨の配色はどうかと思う

 

 

 

 

かわいいポイント③.オスメスの見分け方

 

尾羽がカールしてるとオス、カールしてないとメスらしい。

はい、かわいい。

なんだその女子ウケを狙ったような見分け方。動物園のアヒルコーナーで確実に彼女と盛り上がれる話題じゃねぇか。

 

 

 

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ヒルは人間のオスメスにも配慮があるらしい。

 

 

 

 

かわいいポイント④.漢字

 

ヒルを漢字で書くと家鴨らしい。

なんかインドア派っぽくて良い。

一緒にゲームとかやりたい。

 

 

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謎解きRPGが死ぬほどできなそう(偏見)

 

 

 

 

かわいいポイント⑤.飛べない

 

なにそれかわいすぎやんけ。

ちなみにこれはアヒルが頑張って飛ぼうとしている動画です。ほれてまうやろ。

 

 

 

 

以上、明らかに反則級でかわいい。

 

あとこれは余談なんですが、伊坂幸太郎さんの『アヒルと鴨のコインロッカー』という小説はクソ面白いので大変オススメです。実際のアヒルは一度も登場しませんが、なんとも詩的な比喩として用いられていて感動します。

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ヒルがかわいいのはよく分かったが院試に受かる気が全くしてこないので、この辺で。

 

 

ではまた。