アヒルネ

全く為にならない文章の数々です。

コーヒーをものすごい勢いでブチこぼした

 


こんにちは、表題の通りですがコーヒーをブチこぼしました。

 

 

数分前セブンイレブンで購入したばかりの、180円アイスコーヒーLサイズをものすごい勢いで全てこぼしました。雨が降っていたので傘を開こうとした瞬間にものすごい勢いで手がすべり、容赦なくその全てがこぼれました。

 

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このあと友人とDVDを観る約束をしており、「コーヒーでも飲みながら優雅な午後を過ごそう」と目論んでいましたが、その夢が一瞬で無に帰しました。ありとあらゆるヤル気がなくなり、将来のすべてがめんどくさくなってただ静かに涙を流しています。神は私を見放したのでしょうか。ああ、もうめんどくさいめんどくさい帰りたい私は貝になりたい君の膵臓がたべたい。オヨヨ

 

 

 

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そんな私を嘲笑うかのように、依然としてコーヒーがすごい勢いでこぼれております。もはやこぼれたとかそういう次元ではなく、飛行機墜落や爆破テロ、隕石衝突に近しい大災害です。コーヒーというコーヒーが泉のように湧き出てきており、完全に一つの湖を形成しております。すごいです。仙台の一角に巨大な湖が誕生しました。大変壮観な光景です。これは自然文化遺産として積極的な保全活動が必要な感じのアレです。

 

 

取り敢えずこれはコーヒー湖と名付け、そっとしておきましょう。上から読んでも下から読んでもコーヒー湖。仙台有数の観光地となるでしょう。

 

 

 

 

 

さて、その一方で私自身の状況を今一度確認してみましょう。

 

 

 

 

 

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大変です。コーヒーがものすごい勢いで服に付着しております。もはや服にコーヒーが付着したとかそんな生易しい次元の話ではなく、コーヒーに服が付着しています。主体が服からコーヒーに成り代わっております。これはコーヒーが付いた服ではなく、砂糖やミルクの代わりに服をブレンドした新境地のコーヒーです。coffee with 服です。


コーヒーを着た男性。ファッションの最先端をイッています。衣服の概念を覆すワイルドな生産方式、オロチマルの呪印を彷彿とさせるデザインがとてもかっこいいですがシンプルに冷たいです。

 

 


さて、セブンコーヒーの魅力といえば、豆・製法にとことん拘り抜いた結果、最大限に引き出されたれた「コク」と「香り」です。

コーヒーの事はよく分かりませんが、個人的に好きな味なのでよく飲んでます。

 

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セブンイレブン公式HPより

 

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大変です。その魅力が尋常でなく裏目に出ています。つまりは身体からものすごい勢いでコーヒーの芳醇な香りが漂ってきます。

常識をこえた香りが猛威を奮っています。大人の深みとこだわりが遺憾なく実力を発揮しています。もはやコーヒーが香ってくるとかそういう次元の話では一切なく、空気中の大半がコーヒーの香りで、たまに普通の空気の香りが香ってくるとかそういうレベルです。辺り一帯の空気中をコーヒー分子がジャックしており、ほぼ呼吸ができません。常時肺に吸引されるコーヒー分子の中、時折かすかに生き残る酸素を感じることが出来るか怪しい段階まで来ています。

ちなみに、この超常現象は2文字で説明すると「臭い」になります。

 

 

 


さて、このシンプルに臭くて汚くて接触冷感機能を搭載した服はさっさと脱ぎ捨てたいところですが、すると何が起こるでしょうか。

 


大変です。ものすごい勢いで上裸になってしまいます。
仙台の一角にものすごい勢いの上裸が出現してしまいます。ものすごい勢いでコーヒーをこぼし、ものすごい勢いで服を汚し、ものすごい勢いで呼吸困難な上裸が出現してしまいます。もはや上裸とかそういう次元では一切なく、これは一個の新人類の誕生ではないでしょうか。ダーウィンの進化論に基づき、コーヒーの侵食に適応すべく新人類が誕生するのです。

 

古代はアウストラロピテクスに端を発し、ペキン原人、ネアンデルタール人クロマニヨン人と進化を続けてきた人類に新たな1ページが刻まれようとしています。

 

その名は、コーヒーコボシタゲンジン。
仙台の一角に突如として形成されたコーヒー湖を水源とするコーヒー大河周辺に居住地を設け、5分程の年月をかけて急速に発展。我々ホモ・サピエンスと似た外見だが、肺呼吸にその特徴があり、酸素を取り込む代わりにコーヒー分子を取り込み二酸化炭素を排出する。その理由は衣服として香り高いコーヒーを採用していることにあり、従来の肺呼吸では命に危険が及ぶレベルで臭いという問題点に適応するためにこのコーヒー肺呼吸へ進化したと考えられている。

 

さあ、コーヒー湖の湖畔でブレンドコーヒーを飲もう。「コーヒーに服はお入れ致しますか」に対する答えは、勿論「yes」。衣服から漂う深い大人のスメルを肺全体で楽しみながら、並々ならぬコクに舌鼓を打ち、こだわりのキャンプファイヤーでブチ上がろう。コーヒーカップをスプーンで鳴らして優雅なエイトビートを刻み、祝福の儀式を挙げるのだ。

 

周りに生息する旧人類どもが好奇の目で見てくる可能性が高いけど全く気にすることはない。彼らはコーヒー分子への適応が出来ず時期に滅亡する下等生物に過ぎないのだから。

 

乾杯しよう。我々の輝かしい未来へ。

コーヒーコボシタゲンジン、万歳。

 

万歳。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰ります。