アヒルネ

全く為にならない文章の数々です。

カツセマサヒコのイベントを全力で楽しむ50のポイント【コトバ大イベレポ】

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写真提供:ゆりかさん(@yuri___flower)

 

 

 

○2017年12月某日仙台

食堂でスマホをいじっていた。

下手したら鼻もほじっていた。

 

そこへおれの敬愛する師匠・カツセマサヒコから一通のLINE@。

 

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ほう……。

かねてから是非師匠には会ってみたかった。しかし何百人とJKが集まるような大規模イベントでチラッと会うだけでは弟子としてのプライドが許さない。というか単にコミュ障なので多分JKの覇気に圧倒されてカツセさんまでたどり着けない。覇王色の覇気がないと多分無理。

 

しかしこのイベント!先着20名という破格の少人数。20人…。20人のJKならなんとか倒せるのではないか…。

しかもカツセマサヒコがマジで語る……。これはきっとアレだ。ガチなやつだ。意識が超絶高いやつだ。その内容を全て吸い上げ、一字一句暗記、暗唱、作曲、独唱までやるしかないやつだ。

 

そう確信したおれは受講料4300円に怯みつつも速攻で応募を完了させた。

 

 

○2018年3月16日(イベント前日)

 

様子がおかしい。
全く大丈夫ではないし明らかに3ヶ月前のLINE@と講義内容が異なる。時の流れ、残酷すぎるでしょ。さすがに下ネタツイートを暗記、暗唱して曲まで付けて独唱するのはイヤだ。完全に性犯罪者。

 

 

作戦を変更しよう。

講義はサラリと聞き流し、カツセマサヒコに会う、それも全力で会う。一切の妥協を許さず会う。この一点のみに集中し、今回の遠征に臨みたいと思う。それこそがカツセマサヒコのイベントを全力で楽しむ事に繋がるはずだ。

その上で押さえねばならないポイントがざっと50個ほどあったので紹介していく。

 

これからカツセマサヒコに会いにいきたい!でも、どんな感じで会えばいいのか分からない!

という方に届いてほしい。そんな方いるのか。

 

 

 

 


○2018年3月17日(イベント当日)

 

 

ポイント1 余裕を持って起床しよう

 

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まずは時間に余裕を持って起床するところから始まる。

起きたらすぐに「ついにこの日がやってきた…。今日おれはカツセマサヒコに会いに行く。それも全力で会いに行く。一切の妥協を許さねぇ…。」と呟くことで脳を活性化、心をカツセ化しよう。

15:00のイベント開始に余裕で間に合うよう、遅くても朝6:00には起床しておきたい。

 

 


ポイント2 身だしなみを整えよう

 

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当然、服装は正装でなくてはならない。ここでいう正装とはスーツのことではなく、白いカットソーと黒のカーディガンのことを言う。グレーのスラックス、茶色の靴下、黒の革靴もあればベスト。その他の私服は失礼に当たるので控えよう。

 

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(参考画像)

男性は髪に若干のパーマ感を出そう。

ロングヘアの女性はその場でバッサリ切り落とし、メンズライクなマッシュヘアにした後パーマ感を出そう。

 

 

 

ポイント3 最寄り駅に着こう

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仙台駅。

最寄り駅に着かないことにはカツセマサヒコにも着けない。幼稚園児でも分かる理屈である。

 

 


ポイント4 お土産を購入しよう

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流石に手ぶらでは行けない。

お土産を用意しなければ受付で門前払いをくらう恐れがある。なんでもいいので買おう。

 

 

ポイント5 仙台の喜久福がうまい

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個人的に仙台で一番うまいと思っているお菓子・喜久福を購入。

喜久福は大福の中に抹茶アイスをぶち込んだものを想像してもらえればオーケーである。クソうまいので是非オススメしたい。

 

 

ポイント6 要冷蔵のものは買わないようにしよう

購入の際店員さんに「こちら要冷蔵で、保冷剤は5時間しか持ちませんので〜」と言われた。現在9:00頃なので5時間後というと14:00。

なるほど、これヤバくね?と思ったが、喜久福は本当にうまいのでそのまま購入。これが後々後悔することになる。

 


ポイント7 新幹線で行こう

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遠方からバスで東京に行くとそれだけでクソ疲れる。全身全霊をもってイベントに臨むためにはなんとかバイトをして新幹線で行きたい。

ちなみに新幹線来なくね?とホームでぼーっとしていたらおれの立ってた所が15両目の停車位置だった。今日のやまびこは10両編成である、来る訳がなかった。

 

 

ポイント8 やまびこは10両編成なので注意しよう

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危なく乗り損ねる所だったぜ。

 

 


ポイント9 やまびこ、仙台を発車

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めっちゃ晴れてる。
天もカツセマサヒコとの出会いを祝福しているのだろうか。

 

 


ポイント10 車内でもカツセマサヒコ感を出していこう

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右手にノンシュガーのコーヒーを持ち、左手はひじかけに乗せ、足をえらく大袈裟に組もう。移動中もカツセマサヒコ感を出すことは忘れてならない。(偏見の塊)

 

 

ポイント11 BGMはスパークルにしよう

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自分を瀧、カツセマサヒコを三葉に見立て、「君の名は」の世界に入り込もう。運命だとか未来だとかって言葉がどれだけ手を伸ばそうと届かない場所で僕らは恋をするのだ。

しまった生ぬるいコーラを買い忘れた。

 

 


ポイント12 あ、コツメカワウソ

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なぜかカメラロールにコツメカワウソがあったので載せておく。
確かこの時「カツセマサヒコとコツメカワウソって似てない?(語感が)」みたいなツイートをしようとしたのかもしれない。絶対1いいねとかなのでやめておいて正解だと思う。

 

 

ポイント13 やまびこ、福島に到着

隣に座ったお姉さんが鬼のようにかわいい。アレだ、長澤まさみさんに似ている。もはや長澤まさみ本人なのかもしれない。
これはアレか。彼女もカツセマサヒコのイベントに行くのか。会場で「あなた、新幹線で隣だった…」と話しかけられて始まるアレか。イベント中もチラチラと目が合ったり、手紙が回ってきて開くとうふふなアレか。そのまま二人でイベントを抜け出し、渋谷の街へFry Awayか。

OK、OK。今夜は東京住みの友達に泊めてもらう予定だったがキャンセルすることにしよう。

 

 


ポイント14 やまびこ、大宮に到着

長澤まさみ、大宮で降車。号泣。

 

 


ポイント15 やまびこ、東京に到着

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わずか2時間。なんと東京に来てしまった。やまびこ、速すぎるでしょ。ハンパが全くもって無い。東京駅のホームで一人スタンディングオベーション

恥ずかしいので颯爽と山手線ホームへ。

 

 


ポイント16 渋谷、人がヤバい

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人がヤバイ以外の感情が消えた。
渋谷は、人がヤバイ。

 

 

ポイント17 スクランブル交差点へ突入

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これが本家の…!
スクランブル過ぎる…!

 

 


ポイント18 メガネスーパー・コンタクト

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渋谷の街を散策中に発見した店。

どっちやねん。

 

 

ポイント19 ブラックブラウン

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どっちやねん。

 

 

ポイント20 みずほの広告

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だから、どっちやねんて。

 

 


ポイント21 喜久福を冷蔵ロッカーに預けよう

流石に12時間常温放置はヤバイので冷蔵ロッカーに預けておく。冷蔵ロッカーの位置が会場からアホみたいに遠い。なんで喜久福を買ったんだ、アホなのだろうか。

 


ポイント22 カツセマサヒコな感じで昼食を摂ろう

さて、時刻は12:00。このあたりで昼食にしよう。無論昼食でもカツセマサヒコ感を出して楽しみたいところ。となると食べるべきは…

 

 

 

 

そう、パクチーである。

これはカツセマサヒコの代表的な記事で、都内パクチー専門店を一週間食べ歩くというもの。ここで紹介されてる店に行けば昼食とカツセの一石二鳥だ。

 

 

 

ポイント23 激辛パクチーラーメンをチョイスしよう

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その中で一番楽しそうなものを探したらこれっぽかった。千客万来白馬。ノリでここに決定。

ちなみに、こういうのを世間一般では自爆という。

 

 


ポイント24 永福町への行き方を調べよう

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どうやら京王井の頭線というものに乗れば良いらしい。初めまして。

 


ポイント25 井の頭線渋谷駅の場所がわからない

見つけるのにやたらと時間がかかった。難しすぎるだろ。

 


ポイント26 永福町、到着

ここで約束してた高校の友人F氏、M氏と合流。3人で千客万来白馬を目指す。

 


ポイント27 千客万来白馬、到着

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これか…。
熱くて辛いまではいいけど、危険物はやめてほしい。まだ死にたくない。

 

 

ポイント28 危険物、到着

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来た。

地獄のような色をしている。

 

 

ポイント29 オゲフェアンをやろう

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"オゲフェアン"とは、カツセマサヒコがこちらのラーメンを食べた時の伝説的リアクションである。躍動感があって大変楽しそうなので是非真似しておきたい。

 

 

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いただきます…。ズズ…。

 

 

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「オゲフェアン!!!!!!!」

 

やったー!オゲフェアンだ!

ちなみに実際は「ゴフッ、ガハッ」みたいな咳と、怒涛の汗が出る。

もうひとつ補足すると、この図を撮るために初めてラーメン屋でヘドバンをした。

 

 

 

ポイント30 辛すぎる

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ハッキリ言って辛すぎる。初めてラーメン屋で泣いた。

こういうを世間一般では、絵に描いたような自爆という。

 

 

ポイント31 友人のF氏、なぜか一緒にオゲフェアンをやりたいと言い出す

 

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オゲフェアン feat.友人Fです。
ラーメン屋でラーメンを前にヘドバンをする成人男性2名という恐怖すぎる構図。

ちなみにF氏が食べてるのは辛さとは無縁の鶏白湯スープのラーメン。おれもそっちにすればよかった。

 

 


ポイント32 危険物、摂取完了

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周りで横たわる紙ナプキン達が勝負の壮絶さを物語っている。食後、友人たちに「お前なんか震えてね?」と言われた。人間、辛すぎると震えるらしい。辛すぎて、辛すぎて震える。

 

 

 

ポイント33 永福町はさっさと出発しよう

その後3人でアホみたいな話をしていたら14時になってしまった。イベント開始まで一時間しかない。つーか汗だくなので一回シャワーを浴びたい。

 

 

ポイント34 もっと早く渋谷に着こう

やべえ、もう14:30だ。

 

 

 

ポイント35 かけぞうチャンネル

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あ、かけぞうチャンネルだ。初めまして。

 


ポイント36 喜久福を回収しよう

冷蔵ロッカーの場所が遠い。ふざけんなってくらい遠い。結果14:45くらいになる。遅刻だけは避けたいのでシャワーを断念。最悪のコンディションで会場へダッシュ。なぜおれは喜久福を買ったのだ、ふざけないでほしい。

 

 


ポイント37 おれの地図アプリ、バグる

現在地が明らかに現在地でないビルを指しており、ふざけんなってくらい会場の位置がわからない。これも喜久福を買った影響だろうか、ふざけんな喜久福。美味いからって調子に乗らないでほしい。

 

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なぜか道端で悟りを開いておられる男性に遭遇。おれもこれぐらい堂々と生きたいものである。

 

 


ポイント38 会場、発見

喜久福に八つ当たりしつつ、ひたすら狼狽していたら友人のM氏が会場の位置を教えてくれた。有能かよ。持つべきものは友。ちなみにM氏はイベントに参加しない。

 

このように、カツセマサヒコのイベント会場はやたらと分かりづらい路地にあるので時間に余裕を持ち、喜久福を買わず、友人M同伴のもと来場することをオススメする。

それにしても汗が尋常でない。

 

 


○カツセマサヒコのSNS講座

受付を済ませ、

トンネルをくぐると、、、

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そこはカツセマサヒコでした。

 

 

 

ポイント39 喜びを素直に表現しよう

 

『フォオオオオォォオオオー!!!カツセー!!!俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ俺だオゲフェアン!!!!!!!!』

 

と叫んでヘドバンをしよう。かと思ったが、絶対出禁になるのでやめよう。

あと正装で来ているのはおれだけだった。マジか。

 

 

ポイント40 もっと早く来よう

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時刻は15:04。立派に遅刻した。この時間に来たので当たり前だが、最前列は埋まっている。
辛ラーメンや焦り緊張などによる異常な発汗量、喜久福へ放たれた憎悪による憤怒の形相などで周りの参加者たちを圧倒しつつ最後列に陣取る。結果スライドの画質が悪い。許してほしい。

 

 


ポイント41 本日のテーマは"SNS発信"

私たちが普段何気なく行っている宣伝や妄想ツイートって、どうしたら効果的に発信できるの?どうしたら多くの人に伝わんの?みたいな所に焦点を当てます。
妄想ツイートを何気なく行っている人は正直かなり少ないと思うが、効果的に発信がしたいという人なら多いのではないだろうか。

 

講義の方だが、全編下ネタかと思いきや想像以上にちゃんとした感じだった。よってポイント紹介に加えて若干イベレポしていく。
(※尺の関係上かなりアバウトな感じでいきます。俗に言ういい感じのイベレポとは全く異なるのでご了承下さい)

 

 

ポイント42 講義スタート

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まずは前提となるお話。

フォロワー数 = ファンの数

ではない。多分フォロワーの解釈を誤ると発信も空回りするよー、という事を言っているのだと思う。


さて、ここでおれも一つ前提を述べたいが、

 

カツセマサヒコが着ている服 = 全身黒タイツ

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ではない。

断じて違う。この前提がないとこの先の説得力が0になるので注意したい。

 

 

 

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カツセマサヒコの師匠…!?
発信の勉強って師匠がいるといいよー、という話。カツセマサヒコはこの3人の発信を参考にして出来上がったアカウントらしい。おれもカツセマサヒコなどをもとに出来上がったアカウントなので、この辺共感しかない。

 

 

 

ポイント43 ストロー×カツセマサヒコ

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師匠の発信をどう盗む?、という話。

大事なスライドっぽいが、カツセマサヒコの水分補給がかわいいのでそちらに注目して頂きたい。

 

 

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みんな大好きフォロワーの増やし方のお話もあったので載せときます。

コツは

①フォロワーが多い人にRTされること

②なんかいっつも面白いこと

だそうです。みんな、なんかいっつも面白いことを言って有名人にRTされよう。

 

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するとこんな感じで増えてくらしい。いまだに絶対嘘やろと思っている。

 

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そして本日のまとめ。これがカツセ流発信の極意…!

撮影がiPhone5s、及び最後列という最悪のロケーションにより画質が悪すぎてよく見えない。多分、

①読者をイメージすること

②魅力的な切り口で書くこと

③リアリティを伝えること

④正しい文章で書くこと

⑤誰かを傷つけないこと

と書いてある気がする。当たり前だけど実践するとなると中々難しいことだな。

 

 

 


雑ですがこんな感じの事を言ってましたー。空気感だけでも伝われば何よりです。下ネタ地獄じゃなくてよかった。

 

 

 


○接触・カツセマサヒコ

さて、期待してなかった講義が超よかったので満足しそうになったが、ここからが真のコトバ大である。気を抜いてはならない。

 

 

ポイント44 サインを貰おう

これはカツセファンあるあるだと思うのだが、「サインを貰いたいけど何に書いてもらえばいいの?」と悩んでしまう。

そんな時は自宅で最もカツセマサヒコっぽい本を持っていこう。例えば、

 

 

 

 

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ハンターハンター17巻。とか。

よく考えたらカツセマサヒコっぽくはない。落書きされてもいいような漫画を持って行こう。

 

 

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どうでもいいんですがグリードアイランド編で最も熱いのは17巻のここでしょ。このあとのヒソカ、惚れる。

 

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頂いたサイン。。。

いつも見てます…だと…?ハンターハンターのことだろうか。そのあとの象形文字はちょっとよくわからない。けど嬉しい。

 

 

 

殺してしまった。

 

 

 

ポイント45 お土産を渡そう

写真撮影に入る前にお土産を渡そう。どんなシチュエーションの写真を要求しても断りづらくなる。

もはや憎しみが込められた喜久福を手渡す。カツセさんがお腹壊してないかだけ心配である。

 

 

 

ポイント46 写真を撮ろう

 

ついにこの時が来た。本日のメインイベント。イベントが終わったら周りのJKをヘドバンで威嚇し、素早くカツセマサヒコの元へ移動することが大切である。

まずは軽く握手をしてもらおう。

 

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多分快諾して貰える。

 

 

ポイント47 もっと攻めた写真を撮ろう

続いてハグして下さい!と言ってみた。お土産効果だろうか、これまた快諾。

 

 

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カツセマサヒコ、いい匂いがしました。一方おれは絶対汗臭かったと思う。

 

 

 

ポイント48 もはや攻めすぎな写真も撮ろう

しかし皆様におかれましては、せっかく会いにきたのに握手やハグだけでは帰れない!という方もいらっしゃるだろう。
そんな方もご安心を。

 

 

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カツセマサヒコ、キスもOKです。

まさかの快諾。オーディエンスの女性達から悲鳴が上がった。

 

※してるフリです。筆者、そっち系ではないです。断じて。

 

 

ポイント49 加工しよう

せっかくなのでお好みのアプリで加工しよう。

 

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恋愛ドラマの第3話風。

初めてのキスシーン。おそらく第4話で後ろの帽子を被った男性と三角関係になる。

 

 

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BL感マシマシバージョン……。

 

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……。

もはやよく分からない。

 

 

 

ポイント50 全力出したかいあり、めっちゃ楽しかったです

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その後、会場を移して立食パーティー。

勿論カツセさんもいました。記事の作成秘話、仕事の流儀などレアな話が聞けて最後まで最高だった。

 

 

 

 

 

如何だっただろうか。

以上、カツセマサヒコのイベントを全力で楽しむにあたり押さえておきたい50のポイントである。

濾過したら何も残らないレベルで不純物が混じってた気がするが、これら全てを遵守した者に、最高の出会いが、最高のカツセマサヒコが、あると、断言したい。したいのはやまやまだけど、

ちょっとできない。

あまり真似をしないで頂きたい。

普通に会いに行こう。

 

 

 

 

○おまけ

 

翌日、帰り際少し時間があったのでカツセマサヒコの地元・町田聖地巡礼してきましたー。

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渋谷から電車乗り継いで30分。まあまあ遠い。

 

 

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カツセマサヒコ御用達?のスタバ。

ここで数々の名記事が生まれたのか…。

時間ないので見学のみ。何も頼まずただ店内をウロつくカツセマサヒココスをした男性になった。不審かよ。

 

 

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自己主張が控えめな109。

これは109…?なのか…?

 

 

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自己主張が強めな609。

ロクマルキュウってなんや。

 

 

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おおっ!これは…!

 

 

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町田の記事で紹介されていた小籠包だ〜!

中に肉とスープが入っていて、①皮を破りスープをすする②肉部分にかぶりつく、の2段階で楽しめるんすよね。ボリュームがあり4個でも割と満腹になった。

 

町田、いい意味で東京感がなくて歩きやすい街でした。

 

 

 

 

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最後に、これの真似をしようと試みたのだが…

 

 

 

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なんだこれは。死にたい。

店の前が混雑してたので脇の方で撮影したら夜のポスターにキスしようとする変態になった。助けて下さい。

 

 

おしまい。

 

 

 

とっしーさんで冬の着回し2weekを勝手に妄想してみた

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こんにちは。今回も夏秋に続き、第三弾となるとっしーさんの妄想着回しシリーズです。淡々とやってきます。

 

 (前作は見てもいいし見なくてもおけです。)

 

 

 

 

 

○とっしー とは

とっしーさんはファッションコーディネートアプリ「WEAR」を中心に活動するWEARISTAさん。

WEARISTAは何かというと、超オシャレでめっちゃモテる人という認識で問題ないです。

 

さらに最近ではAmeba official bloggerとしても活動を開始しています。

とっしーさんのブログ↓ 

 

 

 

 

 

 

 

 

○とっしーさんで冬の着回し2weekを勝手に妄想してみた

 

 

※この作品はフィクションです。

 

※モデル、写真提供:とっしー(@sasatoshi_WEAR)

 

 

 

 

Day.1 MON

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ああ、どうも!初めまして、とっしーと言います。

はい、大学生です。

ああ、ありがとうございます。ファッションは好きなので。ええ。 

はい、今日もこれから学校で。ええ。

え?…いくつに見えるか?

うーん、19歳とかでしょうか?笑

えー!見えないな!

あはは、いえお世辞じゃないですよ本当にお綺麗だと思います。

ええ。ほんとに。

あ、すみませんバスが来たので今日の所はこれで。はい、失礼します。」

 

 

…あ、皆さんこんにちは。とっしーです。
さっきは急に綺麗な人に話しかけられたので、緊張した…。それにしてもあの人が…!

 

 

《編集部から一言》 

とっしーさんには一年中マフラーを巻いていてほしいですよね。ネイビー・黒・白・グレーの配色も好きすぎます、結婚して下さい。

 

 

 

 

Day.2 TUE

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今日も雪が降る中、一人で登校…。

実は去年の夏から付き合い始めた彼女がいて、いつもは一緒に登校するんだけど、どうやら風邪を引いたらしく昨日から学校を休んでいる。心配…。

今日は昨日の女性もいないな…

 

 

《編集部から一言》

こ、これはイケメンすぎるな…。すき。

 

 

 

 

Day.3 WED

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まだ彼女は戻ってこない。

長引いてるし、もしかしてインフル?

あっ、あの人、この前話した女性だ。

 

「あっどうも。奇遇ですね。いやぁ、覚えていてくれて光栄です。

ええ、そうです。今日もこれから学校で。はい。

え?…趣味ですか?

サークルはフットサルをやっています。ええ、身体を動かすのは好きで。

あはは。いや、照れるなあ。運動はよくなさいますか?

散歩?散歩ですか、かわいいです笑

あ、毎日!それはすごいですね。おれ、飽きっぽいので尊敬します。

え!いや、好きになったら一途ですよ。勿論!

あ、バスが来ました。じゃあまた。」

 

彼女、話上手だからだんだん仲良くなってきたな。おれと同じバスには乗らないようだ…。違う系統のバスなのかな。

 

 

 

《編集部から一言》

キャメルのステンカラーコート、似合いすぎわろた(^ω^)

おれキャメルのステンカラーコートって全然似合わないんすよね、なんか全く謎が解けない探偵みたいになるんです。理不尽。

 

 

 

 

Day.4 THU

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まだ、彼女は戻ってこない。

お見舞いに行きたいけど、実家暮らしだから大丈夫って言うし…

今日も同じ時間にバス停に行く。

お、あの人だ!

 

「どうもどうも。基本この時間なんですか?

へー、おれは普段もう一本早いやつなんですけど。

いや、いつもは彼女と二人なんです。

真面目だから余裕もって行こうってウルさいんですよね…。

あはは、そんなことないですよ、いつも楽しくやってます。

え?…彼女の好きな所ですか?

うーん、なんだろ、優しい所かな。はい、本当にいい子で。

え、私にもチャンス?笑

あははそうですね、彼女に似て優しそうだ。 

あ、バスが来ました。じゃあまた明日。」

 

年上の女性ということもあり、彼女の話は本当に面白い。

楽しすぎて、"また明日"なんて言ってしまった。

 

 

 

《編集部から一言》

あああ。

 

 

 

 

 

Day.5 FRI

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まだ彼女はダウン中。

熱は下がったらしいけど。まだ安静にしてた方がいいもんなー。

今日も一本バスを遅らせると、バス停には例の女性だ。

 

「おはようございます。もはや顔馴染みですね笑

え?恋人みたい?笑

たしかにはたから見たらそうかもなー笑

あはは、お世辞じゃないですよ。

ええ、明日は休みですけど…。

え!明日うちに来ないかっ!?彼女に黙って!? 

え、えーと…どうしようかな…

あ、やべバス来ちゃった!あ、これ、おれの連絡先です。あとで必ず返事します!それじゃ!」

 

うわ、思わず連絡先を渡してしまった…必ず返事するって言っちゃったし…どうしよう。

久しぶりにドキドキしている。

 

 

《編集部から一言》

この手のゆるコーデはとっしーさんが日本の第一人者と言っていいでしょう。かわいいのにカッコいい。プロ。

 

 

 

 

Day.6 SAT

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結局おれはイエスと返事を送り、例の女性の家に来てしまった。

こんな事初めてだから流石に緊張するな…

しかも彼女の了承は得てないけど、大丈夫なのかコレ…怒られないかコレ…

震える手でチャイムを押す。

 

(ピンポーン)

「あ、どうもお世話になっております。とっしーです。

あ、お邪魔します…。

(うわっ、広っ!こんな豪邸に住んでんのか〜!)

(うわっ、しかもめっちゃいい匂いする〜!)

え?あ、すみません。惚れ惚れしてまってて笑

あ、これですか。さっきそこの花屋で買って来た花です。おれ花はよく分からないので店員さんに選んでもらったやつですけど…

え、コチョウラン

花言葉は『あなたを愛してます』!?

詳しすぎるでしょ!

いやいや!!そんなつもりでは!汗

…あ、すみません失礼しました、そんなこともあるかもしれません……。

あ、2階ですか。分かりました…。」

 

めちゃめちゃ緊張しまくりだったけど、彼女は花を気に入ってくれたし結局超楽しかったのでよかった…

 

 

《編集部から一言》

ネイビーのスウェットを使ったお家デートコーデ。

「スウェット = ニート」のイメージが強いかもですが、知的な色味をチョイスし、白シャツ白靴下のチラ見せすることで、あら素敵。一家に一人は欲しいインテリ男子の完成です。あと萌え袖が尊い。養いたい。

 

 

 

Day.7 SUN

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今日は特に予定も無いので、街をブラブラ。

それとなくユニクロに入ってみる。

最近ユニクロでやってる"Uniqlo U"ってやつが気に入ってるんだよな。パリのデザイナーチームとユニクロがコラボしている商品で、かっこよくて機能性、素材感がめちゃめちゃいいのに価格がユニクロという…。とにかくすごい。

 

 

《編集部から一言》 

そこの黒コートにパーカーを合わせてる男、止まりなさい。

その組み合わせは道交法違反です、女子ドライバーが脇見運転で全員事故ります。その黒コートは没収。今回は特別これで許す、行ってよし。

 

 

ちな、こちらのクソイカすコートはなんとユニクロ。とっしーさんのブログではよくユニクロGUも取り上げてくれるので、おれのような貧民でも親しみが湧く。

 

 

 

 

 

Day.8 MON

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ついに彼女が復帰!久しぶりの二人登校!

先週までは一本遅らせていたけど、今日からはまたいつも通りの時間。

よかった、例の女性は来てない。悪いことしてる訳じゃないけど、普通に見られたくないもんな…。

 

 

《編集部から一言》 

男子には何でもない日でもジャケットを着てほしいし、女子には何でもない日でも浴衣を着てほしい。

 

 

 

Day.9 TUE

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喜んだのも束の間、魔のテスト週間が始まった。

今日、明日、明後日、そして明々後日もテスト…。ユニクロなんぞ行ってる場合じゃなかったな…。

 授業中だが、例の女性からLINEだ。

 彼女は隣で爆睡しているので安心してLINEを開く。

 

女性「とっしー君、こんにちは☺️」

俺「こんにちは笑」

女性「今週はバス停で会わないね?」

俺「ですね、寂しいです笑」

女性「え、うれしい😆今日仕事休みだし大学まで会いに行っちゃおうかなー😎」

俺「やめて下さい!笑授業中ですし笑」

女「あ、ごめんごめん!…もしかして今も(彼女の名前)と仲良く授業受けてるの?」

俺「まあ、そんなとこです。隣で寝てますけど笑」

女性「寝てるとあたしがとっしー君取っちゃうぞって言っといて😏」

(かわいいスタンプ)

 

やっぱりこの人、おれの彼女の事をめちゃめちゃ気にしてるんだな…

まあ、そりゃそうか…

 

 

《編集部から一言》

授業中、隣で彼女に寝ててほしい。

 

 

 

 

Day.10 WED

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ちょっと今日の彼女との登校の仕方、聞いてもらっていいですか?

まず後部の2人席座るじゃないですか?

そしたら彼女が、英単語の出し合いっこしよう?とぬかしやがるじゃないですか?

この時点で完全に可愛すぎじゃないですか?

英単語じゃないものが一方的にゲッホゲホじゃないですか?

なんとか耐えて、じゃあdevelop(発展する、成長する)の意味は?と聞くじゃないですか?

えーと…なんだっけ?ヒント!とか言い出すじゃないですか??

はあ何だてめえ?朝から可愛すぎじゃないですか?

ヒントはおれのかはんゴホンゴホンじゃないですか?

しかもその後、何問か出してたら寝やがるじゃないですか??

おれの肩をまくらにして寝やがるじゃないですか??

もうね、永遠に学校着くなと思いましたよね。このまま高速乗りましょうよって、もうそんな感じでした。

すみません、以上です。幸せにします。

 

 

 

 

 《編集部から一言》

これが最近流行りのアウターonアウターってやつですか、、よい。

 

 

 

 

Day.11 THU

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今日は明日のテストに備え、彼女と図書館で勉強。

彼女「あの」(おれの袖を引っ張る)

俺「ん?」

彼女「この問題わからないっす」

「ん」

彼女「おしえてください」

俺「えー、また…?解答みろよ」

彼女「…今度の日曜日空いてる?」

俺「空いてる」

彼女「デート」

俺「よし、この問題はだな…」

 

早くテスト期間終わってくれ。幸せにします。

 

 

《編集部から一言》

これもアウターonアウターで、中にデニムジャケットを着たパターン。100点満点でいうと結婚してほしい。

 

 

 

 

Day.12 FRI

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やべー!寝坊してしまったー!

バスは30分に一本しか出ていない為、本当に悪いけど彼女には先に行っててもらうように連絡。

おれは一本遅らせてバス停に向かうと、やはり、あの女性だ。

 

「あっ、どうも。お久しぶりです…。

…はい、今日は寝坊してしまって。彼女には先に行ってもらってるんです、本当に申し訳ない…。

いや、昨日遅くまで勉強してしまって。

はい、今日もテストなんですよ。

でも今日を乗り切れば明日から春休みです!

え?…また彼女に内緒でうちに来ないか!?前も面白かったから!?

…あー、まあ、もはや抵抗は感じないですし、いいですよ行きたいです…笑

確かに、なんかスリルがあってよかったし。

ふふ、お主も悪よのう、っていつの言葉ですか…笑

(チャリン)

え?これって。まさか…合鍵

そこまでします?

あ、バスが来た。わかりました18時に。それじゃ、明日」

 

合鍵まで貰ってしまった。

今度こそ彼女は怒るのかもしれない。

でもそれもなんだか楽しいような気がした。

享楽に溺れ、もう自分で自分を制御出来なくなったとっしーが、そこにはいた。

 

 

 

《編集部から一言》

うおおお。

 

 

 

Day.13 SAT

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一週間ぶり2度目!魅惑の女性の家にお呼ばれ! 

勿論、彼女には内緒。この緊迫感、クセになっちゃいそうだ。

 

(カチャリ)

「(お邪魔しまーす。)

(ああ、どうも。)

(今日も2階ですか?ふふふ。)

(あ、今日も買ってました。コチョウラン。) 

(ええ、勿論意図的です。)

(ふふ、あとクラッカーも買ってきました。ええ、そうですね今日は前回よりも徹底的にやりましょう。ふふふ。)」

 

そしておれたちは、徹底的に事を済ませ、夜が更けた後も思う存分ニンテンドースイッチで遊んだ。

明日は彼女とデートの約束をしていたが、ニンテンドースイッチの誘惑には一切勝てなかった。

 

 

 

《編集部から一言》

いいですか落ち着いて聞いて下さい。

こちらの激カワお家デートコーデ、なんと全てGUの商品!そして!!

その怖るべき総額!!

なんと!

6000円ーッ!!

 

えええええーーッあええおええッえッえッえッ!?!!?まじかおおッおッおッおッ、んおッス!!!??

 

 

おれが全く落ち着いていれなかった。

詳細はこちらデス↓

 

 

 

 

Day.14 SUN

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今日は彼女と久しぶりのお出かけ!のはずが…。

昼過ぎに例の女性の家で目を覚ます。

慌てて帰宅し、身支度を済ませる。

最善を尽くしたつもりだったが約束の時間より1時間半も遅れる形となってしまった。

 

俺「ご、ごめん遅れた!!」

彼女「ううん、私もさっき支度が終わったところだったから笑」

 

怒るどころか笑って許してくれた。

 

映画を見る予定だったが、もう上映から1時間近く過ぎており、仙台駅でショッピングをすることに。

そして今、ほぼ徹夜明けのおれたちは、すっかり疲れてしまい、ベンチで休憩している。

 

彼女「はー、ねむいね。」

俺「ほんとそれな。」

 

でも幸せ。春休み最高。

そう思った瞬間だった。

……ん?

おれたちの数メートル前から手を振りながら近づいてくる人影。

 

あっ!あれは…!

 

例の女性だ!

なんでこんな所に!彼女も今日仙台駅に用事があったのだろうか…。

 

 

……。

 

…でも、大丈夫。

今となってはもう全然緊張しない。

 

「あっ!」

隣に座る彼女も気づいたらしい。

彼女は立ち上がり、例の女性の元へ駆け寄っていく。

 

 

そして一言、こう言った。

 

 

 

 

 

「こんなとこで何してるの?お母さん」

 

 

 

 

 

 

《編集部から一言》

ネクストコナンずヒント。

さて、今回のタネは分かりましたでしょうか。今回のお話しがドロドロの昼ドラの昼顔に見えた方はかなりお疲れです。

 

会ったことがないので分かりませんが、恋人の親御さんに会うのはさぞ緊張するんでしょうね…。でも例の女性くらい、気さくに話しかけてくれたり、冗談で笑わせてくれたり、一緒に徹夜でゲームしたり、2階の部屋にいる娘にドッキリを仕掛けようと誘ってくれたりするお母さんなら、きっと楽しいでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恋人にすら会えないという同志、とっしーさんを見て勉強しましょう。

 

 とっしーさん

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朝隈俊男の動物フィギュアが良すぎる

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こんにちは、もりけんです。

 

皆さん、もうテストとかは終わったんでしょうか?くれぐれも別の意味では終わってないことを、心よりお祈り申し上げます。

 

まだ終わってないぞ!という人はこういった妄想に身を任せ、好きな人にLINEでも送って食い気味に春を迎えるのもいいと思います。

 

 

何にせよ疲れた人が多そうなので、今回のアヒル寝はちょっと趣向を変え、ゆるっゆるのフワッフワでお送り致します!

読み終わったら多分浮けます。

 

 

 


○朝隈俊男を見てほしい

 

突然ですが皆さん、朝隈俊男さんってご存知ですか?

知ってる!と言われると、ここで話が終了するのでどうか知らない体でお願いします。

 

 

 


【朝隈俊男プロフィール】

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朝隈さんは日本の動物造形作家。
日々癒しの動物フィギュアを作るひとです。なんて最高な仕事なんだ。
以下、簡単に経歴を記します。

 

(1999年)第14回ユザワヤ創作大賞展銀賞。同年、第2回ユーモア陶彫展でも入選。

 

(2011年)イベント「Japan Expo(in パリ)」「The Art of Puppets 2011」などに出品。同年、あの尾田栄一郎さんとコラボ。ワンピースのキャラを動物フィギュア化。

 

(2016年)個展「祈り」開催。

 

(2018年1月)希代の暇人ことおれが鬼のようにメルカリを漁っていた所、朝隈さんのフィギュアを偶然発掘。大尊敬すると共に国民栄誉賞をあげたくなる。

 

 

 

 

まあここはなんとなくすごさを感じてもらえればオーケーです。

それではお待たせしました!

朝隈さんの屈託ない作品たちをご覧頂きましょう!

 

 

 


○おれのお気に入り作品集

 

 

①食卓とパグ

 

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(写真提供:https://rakuma.rakuten.co.jp/item/f8694359512526732486 )

昭和の朝ご飯を感じる、質素な雰囲気に包まれたパグ。

これ全部手作業で作るってすごくないですか??

寂しげなパグの表情がいい〜。

 

 

 

 

 

②ダルマストーブとお茶を飲む柴犬

 

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(写真提供:https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/s550683909 )

 

柴犬の表情を見て。

朝隈さんの作品はとにかく表情がいい!

徹夜して仕上げた持ち込み用紙を家に忘れたとしても許せそうな穏やかな笑顔。

今ではすっかり見なくなったダルマストーブもいい味出してます。

 

 

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朝隈さんの作品は高いもので一万円以上するが、奇跡的にこの柴犬がメルカリで1400円だったので疾風の如く購入した。

 

 

 

 

③ワンピースコラボ

 

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す、すっげ〜〜〜!!

ワンピースキャラが動物に!しかもそれぞれビッタシハマってる〜〜!豊かな表情が生み出せる朝隈さんだからできたコラボ。

ルフィの猿、ナミの猫あたりは想像付いたけど、ウソップのカメレオン、ロビンのハヤブサとかは「なるほどそう来るか!」という感じ。

 

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臆病な狙撃手・ウソップは隠れながら一撃で獲物を仕留めるカメレオン。なるほど!

 

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トナカイのチョッパーはレッサーパンダ。わろた。

 

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ワンピース651話の扉絵。なんとなく読み飛ばしてたけど、そういうことだったのね…。

 

 

写真提供:https://m.gamer.com.tw/forum/Co.php?bsn=05818&snB=850883 )

 

 

 

 

 

④2016年の個展「祈り」より、祈る動物シリーズ

2016年の個展に出品された作品達が超良いので是非見て下さい!!

「祈り」がテーマになってます!

 

 

 

 

 

 

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 祈るネコ。なにこれ最高。

 

 

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ラッコ、そのまんまかよって感じでめちゃめちゃ良いな…

 

(写真提供:パペットハウスhttp://www.puppet-house.co.jp/other_puppets/asakuma_top.html)

 

 

 

 

 

⑤十二支、大集合!

 

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うおおお!これは大作!

干支でおなじみ、十二支が夢の共演!

すげー!

 

個人的には辰につままれている寅、しがみついてる羊がツボ。

 

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悲しげな寅さん。見事。

 

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健気な未さん。がんばれ。

 

(写真提供:パペットハウスhttp://www.puppet-house.co.jp/other_puppets/asakuma_top.html)

 

 

 

○おわりに

 

どうですか、このゆるさ!

浮く。今なら浮ける気がします。ついでに単位も浮け。

 

たとえテストが思うように出来なかったとしても、明日提出のレポートに全く手がつかなかったとしても、自分より一足早く春休みに入ったウェイに飲みに誘われたとしても、朝隈さんの動物を見て下さい。なんだか「まぁいいか〜」と思えてきませんか?

 

 

 

 

朝隈俊男公式HP

http://t.co/jNdVhiVbrw

パペットハウス

http://www.puppet-house.co.jp/other_puppets/asakuma_top.html

 

朝隈さんの作品はこちらのサイトでお楽しみ頂けます!

気持ちが重たい時に覗いてみて下さい、フワフワになれます。

(今回記事制作をご快諾して下さった朝隈さん、多くの画像を貸して下さったパペットハウスさん、本当にありがとうございましたー!)

 

 

 

 

そしてなんと、朝隈さんの新作「ANIMAL LIFE」シリーズが先日発売となったそうです!(台湾限定らしいけど泣)

 

 

今回は「ヨガをする犬」がテーマらしい。最高。

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その発想はどこから。

 

 

 

三点倒立するダックスフンド、欲しすぎるだろ…。

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(写真提供:https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/s566511962 )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三点倒立するアヒルも作ってほしい…

 

何一つ知らない人の「#2017年もあと少しなのでいいねした人に一言」にいいねをしてみる

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ーー2017年、年末某日

 

 

逃げ恥の再放送を視聴しながら恋ダンスを華麗に舞い、かつTwitterにも目を通すというダブルタスクをサラリとこなす高等遊民と化したおれはふと思った。

 

『おっ…

#2017年もあと少しなのでいいねした人に一言…か…

ふむ…

ところでこの毎年身内で盛り上がるはずのタグに、全く知りもしない謎の人物がいいねするとどうなるのだ…?

いったいどんな一言を突き付けられるのだ…? もしやこれは人類が解決を猶予してきたブラックボックスなのではないか……?…それにしても森山みくりと結婚したくないか……?どう考えても指の交ざり頬の香りな展開になりたすぎないか……?むふ』と。

 

 

 

皆様、明けましておめでとうございます。アヒルやってます、もりけんと申します。

 完全に逃げ恥にメロメロしていますが、今年も厳粛で有意義な文章をゴリゴリと書いていきたいと思います。よろしくお願いします。

 

 

非常に理工学的なTwitterの方も粛々とやっていきます。

 

 


さて、それでは2018年の始まりを祝し、今回は以下の命題について数学的な分析、文学的な積分、部分的な分数分解をブンブンブブブンと実行していくとしましょう。

 

#2017年もあと少しなのでいいねした人に一言をガチの他人がいいねしたら何が起こるのか問題

 

【検証方法】

Twitter#2017年もあと少しなのでいいねした人に一言のタグ検索を掛けます。

②表示されたツイートを全ていいねします(ただしこの時、相手に企画の趣旨を伝えてはならないものとする)。

③反応を観察します。

 

 

至極単純で冥界なシステム。しかしそこに確かに存在する謎。

何一つ知らない人物への一言を求めらたとき、ヒトは如何に動くのだろう。実に興味深い。人間の深層心理に迫る究極の戦いが今始まる。磨け心の琴線、見抜け科学の真理線。

我ながら2018年の始まりに相応しい、大変厳粛で理工学的な試みだぜ…

 

早速、いいねを押していこう。

この際ツイート主のプロフィールなど一切見ないようにするのがポイントである。無差別計画虐殺的な要領でやっていく。ただひたすらにいいねの鬼と化し、憤怒の形相でいいねを押すのみ。いいねいいねいいねいいいいねえ

 

 

その数、316いいね。

死ぬぐらい押したと思ったら、意外に地味だった。まあ、めんどくさくなってきたのでこれでいいや。

 

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いいね欄が完全に出会い厨のそれ。

 

 

 

よし…。全ての準備は整った。

 


これで理論上、新年までに316件のリプライが届くはずだ。
ついでに316億円がおれの口座に振り込まれ、316人の彼女ができ、316階建のビルディングに住む316パックの腹筋を持つ男となっているはずだ。来年が楽しみだなあ

 

 

 

 

○返答集

 

 明けましておめでとうございます。

 

 


2分に及ぶ集計の結果、総計23件のリプライが確認できました。

この狂気に満ちた変態に対し、奇跡的な読解力でその厳粛さと理工学的な意図を見抜き、暖かいリプライを下さった方々、本当にありがとうございました。

正直人見知り全開で足ブルブル震わせるくらい不安だったし、ガチギレされたらどうぴよう…とか思ってたけどみんなめちゃめちゃ優しくしてくれてかなり嬉しかったです。

 

 

そんなハートウォームなリプライの一部を紹介していくます。

 (※出演許可は事前に頂いております。その節もご快諾ありがとうございました)

 

 

 

 

①記念すべき返信第一号・ポジティブな匿名希望さん

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初っ端からかなり良い質問が来た。

もっとビビったりされるのかと思ってたので意外。振り返る思い出とかないならこれから作って行こうぜ!という感じなのだろうか。

ポジティブだぜ。。。

 

 

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「ぐぁ!」ですよ〜、などとマジレスしても仕方ないのでコレにした。

ヒルに向かって「ママー」と呼びかける男性がいたら、彼かもしくは何かしらの呪いで母親をアヒルされてしまった人間であろう。

 

 

 

 

 

②何故か友情が芽生える・京大生兼ブロガーのユーマさん

 

 

思わず「そりゃそうだよな」と呟いてしまうリプが来た。

FF外からファボするタグではない。完全に正論。

 

 

 

完全に正論だったので同意しておいた。

 

 

 

その後、謎の友情が…

 

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 男の友情とは常に意味不明なのだ。

 

 

ちなみにこちらがユーマさんのブログ。自身の経験を生かした京大のカリキュラムや受験事情などに関する記事を扱ってるようでした。

このアカデミックな感じはおれと近いものを感じる。

[

(全くそんな事はないので、京大志望の方は見てみるとよいかも)

 

 

この記事とか偏差値5のおれでも「インドネシア人と原発のプレゼン!?なにそれすげぇ〜」となり、面白かったです。

 

 

 

 

 

 

③かわいい(かわいい)・とびっ子のりんさん

 

 

かなりうろたえていらっしゃる。

等身大の反応が頂けて嬉しかったです。この大袈裟な驚き方、めちゃめちゃかわいくないですか?

(失礼しました、あとで警察署へ自首しに行きます)

 

しかし、不覚にも「とびっ子」を知らなかったので、

 

 

かなりトンチンカンな回答をしてしまった。

 

 

とびっ子はHey!Sey!JUMPのファンのことらしい。

初耳〜!そして返信がウケて嬉しい〜、かわいい〜!

とびっ子最高〜〜!

(失礼しました、後で首を吊ります)

 

 

 

 

 

 

④北海道が生んだイケメン・絶対いい人しょうたさん

 

 

注目すべきは返信の時刻。

12/31の23:56………だと…

この年を越す直前のタイミングで……

意味の分からないワタクシパリピへの返信。

「今年中に返信しないと失礼かな…」とか考えてくれたりしちゃったりしたのだろうか……(キュン)

その優しさもさる事ながら、プロフィール画像を見てみると、

 

 

あらイケメン。

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かなりめんどくさいおれに対し、2018年もよろしく…。

よろしくって、あの夜露死苦…?

 

これって、つまり、………

 

 

よろしくを告白と勘違いしたおれはイケるぜ…と思って求婚してしまった。

 

 

 

かなり笑われてしまった。

 

 

しょうたさんは以前ミスターコンにエントリーしており、地方ファイナルまで勝ち残ったのだそう…

通りでイケメンだと思った…

 

https://twitter.com/7shota3/status/885461388063158273

バスケが好き…?かなりの甘党…?

なにそれ結婚してくれ

 

 

 

 

 

仏陀の生まれ変わり説・コスプレイヤーみぃさん

 

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今回「人徳溢れたで賞」に輝いたのはみぃさんのこちらのリプ。

 もりけんさんの来年が良い1年となりますように…他人のタグにズカズカといいねを連打するような気持ち悪き男に対し、祈り……だと……?

あれだ。聖人だ。聖人以外の何物でもねぇ。慈悲が深すぎる。完全に悟りを開いておられる。もはや仏の生まれ変わりまである。嗚呼、仏様が妖怪いいね連打男のIQを気にかけてくれておられる。後光が眩しくてスマホが見れない。

 

しかしここは冷静に対処しなければ……

 

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全然冷静じゃないリプライをしてしまった。

カラオケで86点て何の事だ。

そして何がどう、「どうでしょう」なのだ。

狂気。狂っているとしか思えない。

みぃさん、本当にスミマセンでした。

 

 

 

 

 

 

⑥The Rock Girl・趣味はハンドメイドおにぎりはいくら味で決めろさん

 

 

 

ロックでファンキーなリプが来た。

名前が強烈すぎてリプライの内容が全く入ってこないぜ。なんでいくら味なんだ。

しかし根は真面目な人なんだろうな…という感じがビシバシ伝わってくる文章。

これはこちらも真面目かつロックな感じで応戦しなければ!と謎の対抗心を燃やしてしまい、

 

 

毎日9時間勉強の真面目さをアピールしつつ、その手法がマキシマムザホルモンというロックすぎるスタイルで威嚇。

しかしマキシマムザホルモンで日本語の勉強はあまりオススメしないし、9時間は本当に頭がイカれてしまうので絶対に真似してはいけません。

 

 

それでは聞いてください。

マキシマムザホルモンで『F』

 

 

 

 

 

ボケが伝わったようで良かった。

そのまま和やかな雰囲気に包まれ、やり取りが終了…

 

 

かと思いきや、

 

 

????

 

 

 

 

 

⑦突如乱入・沖縄在住∞enna∞さん

 

おお。なんだこの人は。おにぎりはいくら味で決めろさんの仲間なのか。お前もおにぎりはいくら味派なのか。つーかいくら味のおにぎりって何だ。

 

 

誰か分からないことにウケていらっしゃるが、おれも誰かは分かっていない。そしてあなたの事も誰か分からない。あなたもおれの事が誰か分からない。

完全なる誰か分からないワールドが完成した。

 

 

ちなみにロックなリプライを下さったおにぎりはいくら味で決めろさん、趣味でハンドメイドをやっているのだそう。

ギャップで萌え死ぬ。

もはや趣味とかいうレベルではない。売り物。興味ある人は是非見に行ってみて下さい。

 

 

 

○おわりに

 

今回の一連の検証で得られた成果を羅列しておく。今後の参考になれは幸いである。

 

 

・316いいねすると23件程リプライが来る。(約7.2%)

・いいね欄が出会い厨みたくなる傾向がある。

・怒涛の罵声及び誹謗中傷が寄せられるかと思いきや、そんなことは無い。

・アヒルに「ママー」と呼びかける男性が都内に出現する可能性がある。厳戒態勢を引くべき。

・男の友情とは唐突に爆誕する。悪くない。

・とびっ子とはHey! Say! JUMPのファンの事を指し、飛行能力の有無は問わない。

・とびっ子は最高。

・イケメンに突然求婚するとウケる。

・イケメンに突然求婚するとフラれる。

仏陀がIQを聞いてくる。

・カラオケで86点を獲得したという事実はワザワザ仏陀に宣報告すべき内容ではない。

マキシマムザホルモンは日本語の教材としてはあまり適していない。

マキシマムザホルモンの9時間連続視聴は頭がイカれるのでやめた方がいい。

・全体的にお前誰だ?となる。

・全体的におれは何をやっているんだ?となる。

・あと、いくら味のおにぎりって何だ?となる。

・でもなんやかんや全体的にエエ感じのリプライが来て、結構よい。

・まとめると全体的にかなりよかった。

 

 

〜Special Thanks〜

匿名希望さん

ユーマさん

薮 りんさん

しょうたさん

みぃさん

おにぎりはいくら味で決めろさん

∞enna∞さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても森山みくりと結婚したいですね

 

【誰得】カツセマサヒコの2017年下半期をなぜかおれが振り返った

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ーー人のふり見て我がふり直せ。

 

 


妄言の神・カツセマサヒコ氏の言葉だ。


この一言はおれが他人の一年を勝手に振り返えるのに十分な理由だったし、それが必要だとさえ感じられた上、振り返るという概念を覆されると同時に、ひどく心を揺さぶられ、結果ウオオンと涙を流した。

 

 

 

 

あ、どうも、自称カツセマサヒコの弟子・もりけんです。


すみません。よく見たらこれ、絶対カツセマサヒコ氏の言葉ではないし、他人の一年を振り返るのも誰得な気がするし、心も至って穏やかだし、涙は一滴も流れてませんでした。

大変失礼致しました。

 

 


カツセマサヒコて誰?という方はこちら↑

を読むのもアリっちゃアリですが、ひどく時間が浪費されるので、想像に留め、先に進みましょう。

 

 

 

それにしても、もう12月とかおかしくないですか?時間を司る神、絶対9月くらいでめんどくさくなったでしょ。

 

 

 

○カツセマサヒコの下半期を勝手に振り返った

 

カツセマサヒコ氏の妖艶な文章に魅せられて半年強。

おれもあんなキャラメルフラペチーノみたいな文章が書ければモッテモテでは!ウッハウハでは!と思い立ち、この下半期は彼の謎に満ちた文章を紐解き、必死にカツセマサヒコっぽい活動に励んできましたが、モテる気配が微塵もありません。

人間としてのステータスも下がる一方な気がしてなりません。

 

 

おれ渾身の胸キュン妄想ツイート。だんだん師匠のそれに近づいてきた気がするぜ

 

 

というわけで今回は、

感謝と労いそして御門違いな怒りを込めて、

カツセマサヒコが下半期リリースしたアレコレを完全に読破、読解、爆破、全壊したおれが立ち上がり、

その活動を振り返ってみようと思います。

 

おれ、何様なのだ。

そしてこの企画、ほんとに誰得なのだ。

あと下半期、なんか下半身と似てないか。

 

 

 

 

 

○【奇跡すぎワロタ】カツセマサヒコ独占インタビュー

 

どうせ前回みたいにてめえのお気に入り記事とかお気に入りツイートを紹介するだけだろ消えろカス、と思ったあなた、

 

ちょっと待って下さい。

今回は一味も二味も違います。

それと消えろカスは言い過ぎだと思います。

 

今回はなんと、彼の下半期を振り返るにあたり、

 

 

なんと、

 

 

 

ご本人とのインタビューに成功しました。

 


いやあ、奇跡ってあるんだなぁと思いましたよねホント。

 

 

ただ流石に直接お会いするのは難しかったので、ツイッター上での

"Imaginationインタビュー"

という新たな手法での取材となりました。

 

おれが質問をすると、カツセさんがリアルタイムで回答をツイートしてくれる形となっております。

 

 

 

ーーそれではカツセさん、準備はよろしいでしょうか?

 

 

ーーおっ。来た来た!

こちらからの質問もちゃんと届いてますでしょうか?

 

 

 

ーーそれでは本番行きたいと思います。

本番前にパクチー食べとかなくて大丈夫ですか?笑

(※カツセさんは以前にパクチーを死ぬほど食べる記事を書いています)

 

 

 

ーーツッコんでほしかったな??

 

あっ、やべ時間だ。

本番、入りまーすッ

 

 

 

 

 

 

ーーカツセさん、こんにちは。

本日インタビューさせて頂きます、もりけんと申します。

 

 

 

 

 

 

ーーすみません、流石にもうちょっと喋ってもらっていいですか??

 もう一回いきましょう。こんにちはー!

 

 

 

 

 

 

ーーうわ、すっげえ長文の挨拶きたんだけど

ここまでゴリゴリのポエムをぶち込んだ挨拶、初めて見たわ。

とにかく、今日はよろしくお願いします。

 

 

 

 

ーーいえあの、記事公開ではなくインタビューの方をよろしくお願いします。

 

 

ーーお忙しいという事はよく分かりました。

 

 

記事公開本数88本

全力疾走の2017年下半期

 

ーーさっき2時間かけて数えたんですが今年の下半期は連載ものも含め、88本の記事リリースがありました。(12/21現在)

この数字について率直なご感想をお聞かせ下さい。

 

 

 

 

 

ーー本当に率直ですね。

確かに笑いが込み上げる数ですよね、二重の意味で。ちなみに、この下半期おれは頑張っても7本でした。

 

 

 

ーー笑うな。辛かったことも沢山あるかと思いますが、その分得られたものも多いのではないでしょうか。

この一年で最大の収穫となったことは何でしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーほ、ほう………なるほど。

他にももっとあるだろ感が否めませんが、自分も眞鍋かをりさんが大好きになりました…。

 

 

 

新進気鋭から中堅へ、会社員からフリーランスへ  飛躍の年

 

ーーところで師匠、今おいくつでしたっけ?

24とかですか?

 

 

 

 

ーーそこまでは聞いてませんが、31歳ですか。24にしか見えない。

 

 

ーー今年は独立も果たし、ライターに転職して約3年半。新進気鋭から中堅としての立ち位置を確立した、まさに飛躍の年になったかと思います。

そのあたりに関して気持ちの変化や思う所はあったでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

ーーなるほど。質問聞いてましたか?

 

 

 

ーーすみませんが全く良くないですね。 

 

 

 

独立して広がった幅と変わらないもの

 

ーー独立してフリーランスになったこともあり、本当に幅広い仕事をなさっていたと感じます。

特に下半期は記事だけでなく、小説を執筆する企画にも積極的に挑戦していた印象が強いです。

今までとは違った難しさ、苦労はありましたか?

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーなんでこのタイミングでエロいこと考えてるんだこの人。

 

 

 

ーーまた、絵師さんとのコラボ企画では毎回全国の童貞が病院送りにされたかと思います。

自分も50回程緊急治療室に搬送されました。今後絵師さんとはどのような企画を展開していくのでしょうか?

何か具体的なビジョンはありますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー恐ろしく具体的だった。

そしてその対決の漫画化は絶対誰も期待してないと思うのですが、素晴らしい発想力ですね…!

 

 

 

 

 

ーーまた、Twitterでもこれまでの妄想ツイートに加えて、こういった↓

"エモい"ツイートの比重が大きくなっていったように感じます。何か心境の変化はあったのでしょうか。また、カツセさんにとってツイッターとは一言で言うと何でしょうか?

 

 

 

 

 

ーー嘘でしょ。

 

 

 

ーーまた、今までと変わらない点として、今期も長文の記事が多数見受けられました。

カツセさんの記事は長文でも比較的サラッと読め、実際より短かったような錯覚に陥ることもあります。

体感文字数を短くするコツ、気をつけている事はあるのでしょうか?

 

 

 

 

 

ーーおおおッ!

お疲れの所申し訳ありませんが、是非とも核心に迫る御言葉をお願いします!!

 

 

 

 

 

 ーー嘘でしょ。

 

 

 

ーー誤ツイートが汚すぎる。

しかももうトイレにいるならサッサとして。

 

 

 

 

ーー逆に今年の8月から連載が始まった脱力エッセイなど、すごく短い文では独特の空気感というかカツセマサヒコの匂いというようなものを感じる気がします。

ここに関しては何か意識していらっしゃるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーどんだけエロい事考えてるんですか。

 

 

 

ーー最後に、カツセさんのインタビュー記事は非常に読みやすく、自分が興味のない内容でも引き込まれてしまう事が多々あります。

インタビュー記事を作る上で最も気を配っているのはどんな所なんでしょう?

 

 

 

 

 

ーーうおおッ!

今日一の良い回答です!ありがとうございます!

 

 

 

 

ーーいつまでウンコしてるんですか。

 

 

 

 

進化し続けるカツセマサヒコ  

恐るべき2018年の抱負

 

ーー師匠、今日は貴重なお話をありがとうございました。今後師匠とは一旦距離を置いておこうと思えたインタビューでした。

 

 

 

ーーえっ…(キュン)

 

 

 

 

ーー台無しなんですが。

 

 

 

ーー落ち着いて下さい、あなたしかちんちんの話などしていません。

それでは最後に来年の抱負をお願いします。

 

 

 

ーーおっ!ニヤけちゃうくらい楽しみな事なんですね。

何でしょう何でしょう!!

 

 

 

 

 

 

 

ーーなんでやねん。

 

 

 

 

 

……。

 

 

 

 

 

ご覧の通り全くもって成功ではない。
というか正直、インタビューはしていない。

 

みんな、ごめんな。

カツセさん、ホントすみませんでした。

 

 

 

 

○おれのお気に入り・妄想ツイート部門

 

さーて、気を取り直しておれのお気に入り妄想ツイートを紹介して行きます。

 

ここで、うげぇっ!まーたあのポエミーなやつかよっ!と叫びブラウザを閉じようとしたそこのあなた、

ちょっと待って下さい。

 

そう、妄想ツイートを忌避するそこのあなたです。

あなたに説きたい。

あなたを救いたい。


妄想ツイートとはある種高尚な文化、言葉の芸術、天よりの宝札。気持ち悪いとか病んでいるとかそういう次元の話では一切ないのです。

 

確かに、駅前をおれが全裸で歩いていたらそれは普通に気持ち悪いでしょう。

しかし皆さんは駅前のダビデ像を見て気持ち悪いと感じるでしょうか。美術館でヴィーナスの誕生を見て今夜のオカズにしようとなるのでしょうか。

 

否。

 

そうです、妄想ツイートとは紛れもなくダビデ像のチ○ポなのです。

 

皆さんにはそう言った学術的、文化芸術的、ダビデチ○ポ的な視点で妄想ツイートというものに当たってほしいのですYo

 

 

 

…と、さっき入ったラーメン屋のおっちゃんに熱弁されたんですが正直引きました。

 

お待たせしましたベスト3行きます。

ブラックコーヒーのご準備を。

 

 

 

 

 

第3位・俺なりのサマーウォーズしたい

 

【講評】

細田守作品が大好きすぎるので、18禁版のサマーウォーズに爆笑してしまいました。

すみません、それだけです。

 

 

 

 

 

 

第2位・映画『神木隆之助VS竹内涼真』を発生上映で見たい

 

【講評】

「この映画のヒロイン私でお願いしまーす!!」

耳をすますとそんな奇声が聞こえて来そうな臨場感溢れる描写にやられました。

「ばか騒ぎからの荷物持つよ神木」、「静かからの独り占めしたかった涼真」、「普段大人しいのに酔うとボディタッチしてくる女子」は世界飲み会珍味とさせて頂きます。よろしくお願い致します。

 

 

 

 

第1位・最寄駅まで来ちゃった同棲中の恋人がいる連休明けの火曜日がお薦めです

 

【講評】

やっぱりカツセさんは曜日シリーズが最高だと思ってます。これは満員電車で帰宅途中のサラリーマン、OL全員即死。

ぎゅーほしさに部屋着で迎えに来てる恋人、真面目に購入を検討しているんですが、どこで売ってるんですか?ドンキとか探せばありますか?

ピッタリ140字なのも美しい。

 

 

 

 

○おれのお気に入り・記事部門

 

さーて、お気に入りの記事も紹介していく。

 

むむ!

 

もういいや…と呟き、インターネットの闇に消えようとしたそこのあなた、

ちょっと待って下さい。

 

あなたはカツセマサヒコの本業をご存知だろうか。

 

下ネタツイッタラー?ち、違う。

妄想ツイッタラー?た、多分違う。

 

 

そう、彼はライターなのです。

記事を書くのが本業!その数、この半年で、88本!!(12/21現在)

 

そしてそれを緻密に数え上げたおれの涙ぐましい努力!!

 

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ドトールで2時間カツセマサヒコのTwitterを遡るだけの人になった

 

 

 

これは相当プロフェッショナルでスンバラシイ記事が溢れているに疑う余地がないのです。

 

さあ、共に行きましょう!夢のアーティクルワールド!

虹の彼方へ放つのさアーティクルワールド!

果てしなく続くアーティクルワーar…

 

 

 

 

ar…?

 

 

 

第3位・女性誌 ar(アール)の紹介記事12月号前編

 

 

 

毎月前編・後編と2回ずつ連載している女性誌 ar(アール)の紹介記事が3位にランクイン

arを紹介するにかけて天賦の才があるとしか思えないクオリティで毎月面白いが、そんな中でもかなりのハイクオリティを誇った12号前編をご紹介したい。

 

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12号はセクシー特集。

この時点で今作が珠玉の名作となる予感しかしない。

 

 

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カバーガールは橋本環奈さん。

この時点でおれの珠玉も名作になる予感しかしない。

 

 

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そして橋本環奈さんに対する考察がこちら。

唇がかわいくない女の子はいないという胸キュン主張を敢えてはねつけ、橋本環奈最強を断言。全ての女子を敵に回し、橋本環奈への愛を貫く熱意。熱い。熱すぎる。

 

そして今回最も注目すべきはこれを4000回叫んだという点。

4000回…だと?やかましいの一言でいなすのは簡単だがちょっと考えてみてほしい。筆者が試しにこのセリフを1回叫んでみたところ約8秒を要した。仮に4000回同じ速度で咆哮を繰り返したと仮定しても32,000秒。時間に換算して8.89時間(有効数字3桁)。およそ9時間に及ぶ孤独な遠吠え。その苦労は計り知れない。この狂気とも言える熱意こそ、今作を名作たらしめた所以かもしれない。

 

 

 

 

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そして今回の山場、白熱のランジェリー特集へッッ!!

男性の皆さん、ランジェリーってなんぞ?と軽い気持ちでGoogle画像検索をすると出血多量、心筋梗塞の苦しみに加え心臓麻痺で死ぬのでご注意下さい。ランジェリーとは女子の下着のことです。

 

 

これを的確かつ斬新にして風紀を乱さない完璧な表現技法により、独自の解説を与えた記事がこちら。

 

 

 

 

 

 

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 ……。

 

 

 

 

 

 

 

素晴らしい。涙を禁じ得ない。

カズオイシグロに続きカツセマサヒコがノーベル文学賞に輝く日も、そう遠くないのかもしれない。

 

 

 

 

第2位・#東京で恋をする シリーズより遠距離恋愛中のカップルの会話

 

 

どこかで起こっていそうなカップルの会話を、絶対に起こってないだろ、なToLOVEる!展開で妄想する、#東京で恋をするシリーズが堂々の2位に

このシリーズはカツセさんがツイートで洗練してきた妄想テクノロジーがフンダンに盛り込まれており、毎回職人技だ…と思いながら読んでいる。特にこの遠距離恋愛の回は個人的神回。

 

 

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冒頭。

申し訳ないが「あるある!」となった事は一度もない。

 

 

 

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初手の彼女のセリフで既に瀕死。

 

女「来月って、いつ会えそう…?」

 

…だってよ。

 

このLINEきた瞬間に4000回スクショするでしょ。

 

 

 

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 続いて、

女「うー!うれしいーーーーー!」

 

…って

 

こんな可愛いこと言う女子いる??

こんなんされたら2ヶ月は寝込むんですけど。良い意味で。

 

 

 

 

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そして当日。

女「あ! …えへへ。おはよっ」??

 

なっにこれ。かわいい。

「あ!」の後の、間。

「おはよっ」の躍動感。

31歳男性が書いた事さえ忘れれば最高。

 

 

そこからの、

 

男「ぎゅーしていいですか……」??

 

は??ダメだ。離れろ。そいつはおれのもんだ。

 

 

 

 

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そしてこのまとめ方よ。

 

知ってたけど、文章クッソうっっま。オッッシャレ。

お風呂上がりに間接照明と観賞植物と無印良品がはびこる暖かい部屋で、バスローブを巻いて加湿器と空気清浄機とオーディオのスイッチを入れたら、アルプスから取り寄せた水を沸かしたお湯で淹れたルイボスティーで一服してないと書けない、高貴すぎる文章。いやこれは一服どころの騒ぎじゃないな…。俺には分かる。3L。3Lは飲んでやがる!しかもそれを一気。一気飲みしてやがる!この男…毎晩3Lのルイボスティーを一気に飲んでやがる……ッッッ!!!

 

 

 

謎の冗談はさておき、カツセマサヒコの文章にメロメロだし、完全に遠距離恋愛したくなってしまった。

無理なら短距離でもいい。

なんならゼロ距離でいい。

 

 

 

 

 

第1位・from A 「履歴小説」

 

 

from A企画、「履歴小説」が栄えある第1位!いや、割とダントツでしたね。ほんと最高でしたこれ。

 

 

 

 

内容は3枚の履歴書から一つの物語を妄想するというもの。

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それだけでも十分面白そうだけど、これを5人の書き手がそれぞれの持ち味出して書くんですよ。その中にジョイマン高木もいるんですよ。おもしろ。

 

 

カツセさんは伊坂幸太郎さんが好きと明言しているのだけど、それが頷ける一作。平凡な日常要素と非凡なSF要素のブレンドが絶妙で、カツセさんと伊坂さん双方のファン(おれ)には堪らない。

 

 

 

 

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内容あんまり言うとネタバレになってしまうのだけど、例えばこの切り出し方とかズルくない??

一気に引き込まれちゃうよね。

 

 

 

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ここのイエローサブマリン』のマリンだねのちょっと古臭い引用とかも伊坂さんっぽいんだよなーッ!イエローサブマリンって何だよー!ってなる感じ。

 

 

一話5分で読めて、3話完結。コスパ最強なので小説が嫌いな人も是非。おれは4周読んでしまった。

 

 

 

 

○おわりに

 

みなさん、待望の"おわりに"です。

やっと終わります。一万字もわざわざありがとうございます。達成感すらあると思います。これを自信に来年も頑張って頂ければと思います。このクソみたいな一万字が読めたんなら、あなたにはこの世の全てを解き明かす力があります。ポーネグリフでも探しにいってください。海賊王に君はなる。

 

 

 

 

今年は本当に御世話になりました。来年もよろしくお願いします。

 

 

おしまい

 

 

とっしーさんで秋の着回し2weekを勝手に妄想してみた

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こんにちは。

いやー秋ですね。

 

 

さて本日は前回(主に俺に)好評だったあの企画の続編です。

 

 

雑すぎるファッション誌の着回し2weekに編集部からのやかましい一言を添え、一石を投じていきます。

 

 

※モデル、写真提供:とっしー(@sasatoshi_WEAR)

 

※この作品はフィクションです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Day.1 MON

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俺、佐々木俊二(としつぐ)!

みんなからはよく"とっしー"って呼ばれてる。家族からはよく"つぐ"って呼ばれてる。どちらかと言うと"つぐ"の方が気に入っているかな。

…どうでもいいなー!

そんな事を考え、キレイな河原を眺めながら遅めの登校。

パーカー1枚で丁度いいこの気温最高だなー!

 

 

 

《編集部から一言》

パーカー1枚で快適に過ごせる季節、秋ッ!!最高わかる!!

いやー!グレーのプルオーバーパーカーかわいいですよねーッ!!

そして、手抜きと見せかけて足元ッ!!ちょこっとブラウン!!ちょこっとブラウン入れちゃってるんですよッこの人!!さり気ない秋っぽさッ、たまらーんっ!!!

あ、スミマセンつば飛んじゃいました。

 

 

 

 

Day.2 TUE

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今日はこの夏付き合い始めた彼女とデート。

ニット1枚でも外出れちゃうし、やっぱ秋好きだー。ワイドパンツと合わせてゆるっゆるな感じで。あのネックレスも付けてっと…。

 

そして彼女との会話もゆるっゆる過ぎる。

 

俺「ゴホッゴホッ」

彼女「風邪?」

俺「そうかも…」

彼女「生姜はちみつ湯とか効くらしいよ」

俺「あー、良さそう」

彼女「あと彼女の頭なでると治りが早まるらしいよ」

俺「それはダウト」

彼女「ホントだって。やってやって」

俺「風邪うつるとアレだしやめとく(かわいい)」

彼女「帰ったら生姜はちみつ湯作ってあげるからなでて」

俺「はい(幸せ)」

 

 

 

《編集部から一言》

はい出ましたニット。カッコいー。よすぎ。

 

 

 

Day.3 WED

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今日は彼女と映画館デート!

最近話題の「亜人」を見てきました!原作の漫画もそうだったけど迫力半端ないなー!

そしてタートルネック今期初導入!だんだん寒くなってきたので。

気温のせいもあってか、今日は彼女もなんだかつれない。いつも最寄り駅で降りたらこの柵に座って1時間くらい話してから帰るのに、今日はもう行ってしまった…寒い…。

 

 

 

《編集部から一言》

パーカー、ニットに続き秋1枚で着れるお手軽四天王のひとりスエット。

スウェット着てるのにニート感が一切無くて流石ですねー。

 

 

 

Day.4 THU

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今日は一限から講義。

解析学の講義だったんだけど、俺はあんまり好きじゃないかな…。今日は連鎖律を用いて2変数ラプラシアンと3変数ラプラシアンをそれぞれ極座標表示してみましょうって問題が出た。正直めんどくさい…。

 

講義が退屈なのでスマホをイジイジ。

おっ、来週地元の紅葉がピークかぁ…。

 

来週末は全カップルが家鴨山に集結!?紅葉祭り2017

紅葉で全国的に有名な家鴨山が、来週末ついに紅葉のピークを迎える。特に夜のライトアップは毎年壮観。さらに今年は紅葉とプロジェクションマッピングを融合したショーの開催が決定しており、例年より多くのカップルが訪れると予想される。チケットなどの詳細は以下に記す。

 

日時:10/*(土)、10/*(日)

ところ:京都府家鴨市家鴨山特設広場

全指定席。限定500席。

今週土曜販売開始。ネットでも家鴨山でもご購入頂けます。

S席 10,000円

A席 7,000円

B席 5,000円」 

 

……たっかー 。

 

 

 

《編集部から一言》

秋のお手軽四天王最後の一人、シャツ。

シャツも一枚さっと着るだけでコーデが完成します。モノトーンでまとめてて大人っぽい。よすぎ。

 

 

 

 

 

 

Day.5 FRI

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今日は待ちに待った金曜日!やっとこさ一週間終わるー!

日本の週5学校あるシステム、ホントなんなんですかね。クソ疲れるのでやめてもらっていいですか。俺は部活入ってないからまだ楽な方なんだろうけど、入ってる人とか超尊敬するわ。

まあ、何はともあれ一週間乗り切ったし!彼女とご飯にでも行こうかな。

 

〜LINEにて〜

俺「おっす、一週間おつかれー」

俺「メシ行こ今日の夜」

彼女「とっしー君、お疲れ様!」

彼女「ごめん今日は難しいかな…」

俺「え、なんで…」

彼女「今日は勉強したいから…」

俺「おけ。じゃまた今度。」

 

…やっぱりあいつ、最近機嫌悪い?

 

 

 

《編集部から一言》 

あー、カッコいい。

 

 

 

Day.6 SAT

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休日を利用して噂の家鴨山へ。

今日は一人で。というのも来週のピークを彼女と見るために下見も兼ねてチケットを買いに来た。カッコよくエスコートしたいからね。にしてもすごい紅葉だな…。これピークになったらどうなっちゃうんだ…。

チケットは…まあBでいいか?いや折角だしな…でも高いしな…迷う…。

 

 

 

《編集部から一言》

秋に爆裂カッコいいアウター第二弾、デニムジャケット。買お。

 

 

 

 

 

Day.7 SUN

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今日は彼女と美術館デート!

大学の近くにある美術館に行ってきました。外装はキレイで歩いてて楽しかったんだけど、おれ絵画はムリなんだよな…笑

でも彼女が真剣に絵画を見てる姿が可愛すぎた。思わず写真撮ってしまったんだけど、そこ撮影禁止の場所で…!

係員の人に「何撮ってるんですか!確認させてもらいます!」って怒られて、見せたのが彼女の写真だったから恥ずかしすぎた…笑

 

 

 

 

《編集部から一言》

秋の爆裂アウター第三弾・チェスターコート。40個買お。

 

 

 

 

Day.8 MON

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今日は母さんの誕生日。という事で家族四人でメシ食いに。

普段中々家族四人で集まらない分、久しぶりに話すと楽しいなー。父さんと母さんは相変わらずだけど、高3の弟が髪も染めてめちゃめちゃチャラくなってる…。あいつ受験大丈夫なのか…?

 

 

 

《編集部から一言》

秋っぽい色のコート良いなー。

ニットにギンガムチェックシャツの組み合わせも告白不可避でしょ。好きです。

 

 

 

 

 

Day.9 TUE

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秋っぽくゆるっと!

さーて今日からはマジメに授業でるぞ。多分。

数学の授業は苦手なんだけど、彼女がめちゃめちゃ得意で教えてくれるから好き。今日もコソッと彼女に質問。

 

俺「ねぇ…この問題わかんない…」

彼女「その問題なら教科書に載ってるよ?」

俺「え、人間に教えてほしい」

彼女「じゃあ授業聞きなよ…笑」

俺「」

 

あれ、やっぱおかしい…。

以前なら、

 

俺「ねぇ…この問題わかんない…」

彼女「この問題ねー、教科書のここ見るとできるよ〜」(教科書を開いてくれる)

俺「ほうほう」

彼女「最初は難しいよね。こうやって、ここで積分。サラサラ」(俺のノートに書いてくれる)(膝当たってる)(顔が近い)(いい香りがする)

 

みたいな感じだったのに…。

よし…こうなったら…。

 

 

《編集部から一言》

秋は秋っぽい色着てる人が一番オシャレに見える説。よすぎ。

ちなみにこのニットとタートルネックカットソーはとっしーさんの所属するブランドLIDnMのもの。みんな、40個ずつ買え。

 

 

 

 

Day.10 WED

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仙台寒すぎるのでマフラー出しました。

俺の通う東北大近くの山も落ち葉で埋まってて、もはや冬のような勢い。さっむ。

今日は午後休を利用してバイトだ。

紅葉祭りのせいもあるけど、一人暮らしってほんとすぐお金消えるよな。

 

あ、一応彼女の予定もそれとなく聞いておくか。

 

〜LINEにて〜

俺「あの」

彼女「はい」

俺「秋っていいよな」

彼女「秋は…いいですよね笑笑」

俺「今週の土日空いてる?」

彼女「え?うん、空いてるよ笑」

俺「そっか。おけ、なんでもない。」

彼女「(かわいいスタンプ)」

 

 

全然それとなくなかったな。

 

 

 

《編集部から一言》

マフラーーーーー〜〜~

 

 

 

 

Day.11 THU

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今日は授業ブッチして彼女と水族館デート!

最近不機嫌な彼女にリフレッシュしてほしいので水族館をチョイス。気合い入れて水族館っぽい格好して、いつもの最寄り駅で待ち合わせ。

実は彼女との初デートもこの水族館!あの時は手繋いだこともなくて、いつ繋ごうかドキドキしてたら、暗い深海魚コーナーで彼女の方から「手繋いでいい…?」って耳打ちしてきて、もうこのまま二人で深海魚になりたい以外の感情が消えた思い出は今でも忘れられない!

 

 

夜は奮発してちょっと高いレストランを予約しました…本当にお金やばい…。でもこれも彼女の機嫌を取り戻すため!

 

〜レストランにて〜

俺「今日なんの日か分かる?」

彼女「え?とっしー君誕生日だっけ?」

俺「俺の誕生日は4月…あれだよ!付き合って一周年記念日っ!」

彼女「え、嘘だ絶対そんなに経ってない笑」

俺「ホントなの!ホントってことにして!はいコレ」(封筒を差し出す)

彼女「え…これって…」

俺「今週の紅葉祭りS席で観に行こう」 

彼女「………!!」

 

 

 《編集部から一言》

彼女と水族館に行きたい。

 

 

 

 

Day.12 FRI

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今日は家でまったり読書タイム。

これが一番落ち着くからゆるーくニット着てみました。

小説も読むけど最近は漫画も好き。友達に勧められた「ブルージャイアント」と「亜人」を一気読み。やっばい、めちゃめちゃ面白くて昼飯も食わずに読み耽っちゃった…。

 

 

《編集部から一言》

は?  すき。

 

 

 

Day.13 SAT

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今日は待ちに待った紅葉祭り!!のはずが…。

俺は駅のベンチに座り、街の喧騒をぼんやりと眺めている。もう二度と見たくもないLINEの文面が、頭の中で反芻されていた。

 

 

 

「とっしー君、突然ごめんね。

ちょっと長くなるけど、最後まで読んでくれると嬉しいです。

 

まずは紅葉祭りの席取ってくれてありがとう。高いのにS席なんか取ってくれてすごく嬉しい。一昨日はすぐ受け取らずちょっと考えさせて、なんて言ってごめんね。本当に嬉しかったです。

 

でも最近ちょっと考えてた事があって。回りくどいのは嫌だから単刀直入に言うと、私はもうとっしー君とお付き合いする事ができません。

 

いつも色々誘ってくれて本当に嬉しいんだけど、授業をサボって映画や水族館に行くのはどうなのかな?私たちは今とても大事な時期だし、とっしー君にもちゃんと将来の事を考えてほしいな。

 

このタイミングで言うなって怒ってるよね。本当にごめんなさい。でもここで紅葉祭りに行っちゃったらもう言い出せない気がして。

 

すごい長い時間一緒に楽しい時間を過ごしてくれてありがとう。もうお付き合いは出来ないけど、クラスメイトとして仲良くできたらなんてワガママなこと考えてます。

 

本当に急でごめんなさい。今までありがとう。」

 

 

 

《編集部から一言》

悲しい展開の所大変申し訳ないのですが、

秋アウターの帝王・ライダースジャケットアホカッコいい。

このライダースはLIDnMの看板となるアイテム。本革かつmade in Japanなのに価格は2万円前後。普通は5〜6万近くするブランドがザラなのにスゴイっすね。みんな、40個買うように。

 

 

 

 

 

 

 

Day.14 SUN

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「なんでS席にしなかったのー!」

B席の視界の悪さにケチを付ける彼女を横目に家鴨山紅葉祭りの特設広場を後にする。新幹線代も考え、迷ったすえB席を買ってしまった自分を殴りたい。ほとんど見えなかった。

  

ただ、紅葉は本当にすごい。先週帰省もかねて来た下見の時より断然。

日本有数の紅葉を堪能しつつ、いつも通りのゆるっゆるな雑談をする。

 

今日は家族構成の話。

 


彼女「とっしー君て兄弟いる?」
俺「いるよ」
彼女「待って当てるね」
俺「ほう」
彼女「甘えん坊だからお兄ちゃんが2人と見た」
俺「全然違うし俺は甘えん坊じゃない」
彼女「甘えん坊じゃん」
俺「……。弟がひとり」
彼女「待って名前も当てる」
俺「兄弟構成は当たってないぞ」
彼女「えーっと、とっしー君の弟だから…
トシジ君!とっしー君の俊に漢数字の二!」
俺「名前として語呂わるすぎでしょ」
彼女「やっぱり?」
俺「いや惜しい」
彼女「えっ、正解は?」

 


俺「俊二(としつぐ)。」

 

 

 

 

 

《編集部から一言》

ネクストコナンずひんと。

なんで日によって喋り方のテンションが違うのか、夏から付き合い始めたばかりなのにもう一周年なのか、なぜ京都に帰省しているはずなのに仙台にいる彼女とデートできるのか、振られた翌日紅葉祭りに来ているのか…。不思議ですね。

 

 

まあそんな事はさておき、とっしーさんの秋コーデが最強。ほんとに。

今回も好き勝手やってしまい、本当にすみませんでした。実際のとっしーさんはこんなチャラい兄弟はいませんし、東大卒なのでラプラシアンの計算は秒だし、彼女を40人は連れて紅葉を見ます。

そこんとこ誤解のないよう、よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

彼氏のいる女子の皆さん。

「この格好してきてほしい」と言って、とっしーさんの画像を彼氏に送りつけましょう。

 

 

 

とっしーさん

Twitter→@sasatoshi_WEAR

WEAR→@sasatoshi

 

おしまい

 

遺影の心配がなくなった

 

 

こんにちは、もりけんです。

今日は最近あった出来事を短めに書きます。

珍しく妄想ではないです。

 

 

 

 


俺はアメリカの民謡"ブルーグラス"という音楽を演奏するサークルに所属しており、「ドブロ」というちょっと変わった楽器を弾いてる。

ギターの一種なのだが、変な持ち方と変な道具を使って、変な音を出す。

 

 

調子に乗ってジブリのコピーとかもしてる。

今回本題ではないのでドブロの詳細は各自ググってほしい。

 

 


一ヶ月くらい前、いつものようにサークル棟の外ベンチでドブロを練習していると、知らない外国人女性(美女)に声を掛けられた。

 

 

 

「アノー、コンニチハ。」

 

 

 

 

高い鼻、彫りが深く、青い瞳に金髪という分かりやすい美女。慣れない日本語がかわいらしい。

外国人に声をかけられるだけでビクついてしまうのに、加えて美人でかわいいとなると相当キョドっていたに違いない。

テンパって反復横跳びをしていた可能性まである。さて、いったい何の用だろう。

 

 

 


「シャシン、トテモイイデスカ?」

 

 

 

 

えっ?

 

えっえっ。シャシンてあの写真?

俺の??

 

 

「写真とても良いですか」、「シャー芯取ってもいいですか」など他の変換を試すが、どれも文脈がおかしい。つまりここに紛れもなく、美女が俺の写真を撮りたい、撮らせて下さい、という状況が存在している。世界記録を破る勢いの反復横跳びが止まらない。

 

 

いや待て、話がうますぎる。

彼女が北朝鮮のスパイである可能性も、流れでマジックミラー号に誘導される展開も否めない、ここは丁重にお断りを。

 

 

 

 

 

「あー、オーケーオーケー」

軽率に快諾した。人は写真を撮ってもいいか聞かれると気をよくする生き物である。

 

 

 

 

 

「オウ、センキュー!」

 

 

そして怪しげな写真撮影会、開始。

美女、自前の一眼レフを構える。

俺、猫踏んじゃった級に簡単な曲とスケールを追うだけの適当なフレーズをドヤ顔で弾く。

美女、それを熱心に撮る。

すげー熱心に撮る。

人は異性に写真を撮られると気を良くする生き物だ。

気分はメンズノンノ専属モデル。

くるしゅうない。

笑いも止まらない。

 

 

 

 

そして最後に連絡先を交換するイベントが発生。

怪しい宗教めいた勧誘メールや不当請求スパムメールが鬼のように届く事を危惧したが、もし万が一彼女が俺の連絡先目当てで話しかけたのだとしたら、という仮説が頭をよぎる。

俺とメル友になりたい、その一心だとしたら。ヨーロピアンな乙女心だとしたら。

そう、ここで引いたら男が廃るのだ。

もはや迷いなど消えた。

 

西欧美女 に メアドを教えますか?

▶︎はい       いいえ

 

 

すると、

 

 

「今度写真送りますね。」

 

みたいな事を流暢な英語で言われた。

人は流暢な英語に弱い。俺の耳を持ってしても何を言っているのかよく分からなかったが、全人類共通言語Thank youを駆使し、いい感じの雰囲気で別れる。

恋に言語・国境など関係ない。あの瞬間、俺たちは確かにハートで繋がっていたのだ。

 

 

 

 

 


しかしそれから一ヶ月。

撮った写真も宗教勧誘も、デートのお誘いすら届かない。

おかしい。

ハートの繋がりに若干疑惑を感じる。

よほどシャイなのか、やはりここは男の俺が一発…と奮起していたら、先日ついに写真が届いた。

 

  

 

 

 

 

 

それがこちら。

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おおおお。

すげえ。

思ってたよりすげえ。

自分のことだが、カッコいい気がする。

 


遊戯王カードだったら「魂を鎮める者ケンモリ」みたいな名前がつきそうだし、星4魔法使い族、攻撃力1200、守備力2000、このカードは罠・魔法・特殊効果では破壊されない、みたいな威厳も漂う。少なくともホーリーエルフよりは強い自信があるぞ。

 

モノクロ編集は写真がどうしてもカッコよくならない時の最終手段と聞いたこともあるが、それにしても嬉しい。

実際は雑魚みたいな曲を弾いているが、写真になってみるとプロの演奏が聴こえてくる気もする。

 

 

 

文章も添えられていた。どれどれ。

 

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は?

submitted it for the Tohoku photo Contest…。

 

 

美女、どうやらこの写真をフォトコンテストに出すつもりらしい。

いや、過去形なので出したらしい。

俺氏、唐突なフォトコンデビュー決定。

ヨーロッパにはプライバシーという概念がないのか。

詳細URLはこちらじゃねぇんだよ。

美女だからってGood luck with music.で何でも片付けられると思うな。

破天荒。

破天荒すぎるぜ、西欧美女。

まあ嬉しいからいいけど。

優勝しろよ。

 

 

 

それよりも問題なのは、俺の読解力を持って72回程読み込むも、メールから彼女の好意を読み取ることができなかった点だ。

あの思わせぶりな態度はなんだったのだ。

恋とはときに残酷である。

 

 

最後に怨念をこめて偏差値と語彙力が圧倒的に足りない感謝メールを送りつける。

 

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メールは気持ちが大事だ。

 

 

 

 

 

それから一週間。
このメールに返信はなく、彼女との関係は全く進展の兆しを見せない。

 

しかし俺はそんなに落ち込んでない。

軽いモデル気分を味わえた上、最高の遺影を頂くことができたし、彼女はプライバシーを知る日本人であってほしい。

ありがとう、ミステリアス西欧美女。

そしてさようなら。

アイコンにします。

 

 

 

おしまい。